クラウドワークスAI(旧:オーダーメイドAI)

文章生成

クラウドワークスAI(旧:オーダーメイドAI)はWeb上で利用可能なテキスト・画像生成サービスです。

リリース当初はORDERMAID AIというサービス名であり、当時はOrder Made(注文生産)とMaid(使用人)を掛けた小洒落たネーミングだなぁ…と思っていましたが過去の話となりました。

運営組織について

クラウドワークスAIは2022年1月に設立された日本企業である「株式会社AI tech」によって運営されているサービスです。

冒頭に記載した通り元々はオーダーメイド(ORDERMAID)AIというサービス名でしたが、AI tech社がクラウドワークスの子会社化したことでサービス名も改められたようです。

アカウント登録方法

クラウドワークスAIの利用にはアカウントの登録が必須です。Webサイトへのアクセス方法から順に説明していきます。

  • STEP1/3
    任意のWebブラウザからクラウドワークスAIにアクセスする

    クラウドワークスAIのトップページにアクセスし、画面左側のメニューから「新規登録」をクリックします。

  • STEP2/3
    ログイン方式を選択する

    任意のログイン方式を選択します。

    2024年9月時点で選択可能なログイン方式は以下の通り。

    • Googleアカウント連携
    • crownworksアカウント連携
    • Eメール&パスワード認証

  • FINISH
    ログインできていることを確認する

    トップページに遷移したあと、画面上部にログインアカウント名が表示されていればログインは正常に完了しています。

利用料金について

まず前提として無料プランだと利便性が非常に悪いです。具体的には、何かを生成する度に100秒程度の広告を10回程度閲覧する羽目になります。

さすがにその状態で継続利用は厳しいので有料のサブスクリプションに登録せざるを得ないのですが、サブスクリプションのプランがツール単位で分かれています

全て登録すると支出が結構な額になるかと思うので、登録するのであれば利用する機能を絞りたいところですね。ということで各プランの概要は以下の通り。

テキスト生成プレミアム

こちらはテキスト生成に対するサブスクリプションです。

「広告表示なし」が絶対的に欲しい要素です。

画像生成プレミアム

こちらは画像生成に対するサブスクリプションです。

画像生成は無料プランだと5回までしか実施できません。なので、クラウドワークスAIで継続的に画像を生成するのであればサブスクリプションの登録は必須です。

他の画像生成AIで代用が可能であればその限りでは無いですが、クラウドワークスAIであればプロンプトを熟考する必要が無いため時短目的であればプレミアムプランへの登録を検討しても良いでしょう。

文字起こしプレミアム

こちらは文字起こしに対するサブスクリプションです。

文字起こしも無料プランだと5分までしか実施できないので、継続利用する場合はサブスクリプション登録が必須となっています。

クラウドワークスAIの使い方

クラウドワークスAIでは多種多様な生成ツールを選択することが出来て目移りしてしまいますが、内容で整理してみると「テキスト生成」「画像生成」「文字起こし」の3種類に大別することが出来ます。

「テキスト生成ツール」を利用する

画面左側のメニューから「テキスト生成ツール」をクリックすると、画面右側に該当する生成ツールが表示されます。

この記事を書いている時点で387種のツールがあります

人気のあるツールが上位に表示されていますが、試しに2つ程度適当に選んでみましょう。

使用例1:ミッドジャーニーの呪文(なんでも)

画像生成AIサービスであるミッドジャーニー(Midjourney)用のプロンプトを生成してくれるツールです。急にエベレストに登頂するサラリーマンの画像が欲しくなったのでお願いしてみましょう。

プロンプトが生成されたのでミッドジャーニーにそのまま入力して出来上がった画像がコチラ。

サラリーマン要素は見えませんが大枠は外していない印象です。指定されたミッドジャーニーのバージョンがやや古いのがちょっと気掛かりでしたね。

なお、ChatGPTなどのテキスト生成AIで以下のようなプロンプトを入力することでも代用はできます。

私がよく使うプロンプトです

ちなみに上記内容で出力された英文をミッドジャーニーに与えると以下のような画像が生成されました。個人的にはこっちの方がプロンプトの内容を捉えられていて好きかなぁ。

使用例2:ブログ記事執筆(1000〜2000文字) HTML形式

AIが人間の代わりにブログを書いてくれるツールです。中身がまともであればもはやワタクシなどが頭を捻って文章を考えて入力することも無くなりますが、果たしてどうでしょうか。

ということで、試しに書いてもらいました。まずAIに指示したのは以下の内容です。

そして指示をもとにAIが生成してくれた文章全文がコチラ。

最近、生成AIが注目されています。生成AIは、自動的に画像を生成することができる技術であり、その精度やクオリティはますます向上しています。一方、無料で使える生成AIも増えてきており、その利用範囲が広がっています。生成AIを使って画像を生成することは、どのような影響をもたらすのでしょうか?本記事では、生成AIが画像生成に与える影響について考察していきます。

生成AIの進化と無料提供の普及

最近の生成AIは、深層学習技術の進歩により、非常に高い画像生成能力を持つようになりました。過去に比べて、よりリアルな画像を生成することができ、人間の目で見ても本物と区別がつかないほどです。また、このような生成AIを無料で利用できるサービスも増えてきています。これにより、一般の人々も簡単に生成AIを使って画像を生成することができるようになりました。

生成AIがもたらす利点

生成AIを使用することによる利点は、以下のようになります。

1. クオリティの高い画像生成: 生成AIは、高いクオリティの画像を自動的に生成することができます。従来の手法では難しかったような細かいディテールや自然な色彩表現も可能です。

2. 時間と労力の節約: 生成AIを使えば、画像を手動で作成する必要がありません。自動的に生成されるため、時間と労力を節約することができます。

3. クリエイティブな可能性の拡大: 生成AIを利用することで、クリエイティブな表現の幅が広がります。自分では思いつかないようなアイデアやデザインを、生成AIが提案してくれることもあります。

生成AIの課題と注意点

一方で、生成AIを使用する際には以下の課題や注意点もあります。

1. 偽造された情報のリスク: 生成AIは、既存の画像をもとに新しい画像を生成するため、偽造された情報のリスクがあります。特に、顔写真の生成には注意が必要です。

2. 倫理的な問題: 生成AIを使用する際には、倫理的な問題にも注意が必要です。例えば、他人の画像を勝手に生成して使用することは、プライバシー侵害につながる可能性があります。

3. クオリティのバラツキ: 無料で提供される生成AIのクオリティは、有料のものと比べてバラつきがあります。自分のニーズに合った生成AIを選ぶことが重要です。

【まとめ】
生成AIを使って画像を生成することは、クオリティの高い画像を簡単に作成できるため、多くの利点があります。しかし、注意点もありますので、倫理的な問題や情報の信憑性について常に意識する必要があります。生成AIの進化と無料提供の普及により、ますます多くの人々が生成AIを利用できるようになりました。これからも生成AIの技術は進化し続けることでしょう。生成AIがもたらす新たな可能性に期待が高まります。

内容についてのコメントは割愛しますが、特に変な文章というわけでもなく多少手直しすれば普通にブログ記事として利用できるように思えました。これはワタクシ不要説が濃厚になってきましたね……

「画像生成ツール」を利用する

画面左側のメニューから「画像生成ツール」をクリックすることで、画面右側に様々な画像生成ツールが表示されます。

すべてを紹介するととんでもない量になるので適当にピックアップして使ってみます。

使用例1:なんでも自由に生成

生成したい画像の指示を入力することで画像を生成してくれるツールです。

とりあえず例文に倣って「炎を吐くチワワ」を生成させてみました。それが以下。

使用例2:淡くて美しいキャラクターイラスト

キラキラで美しいキャラクターイラストを描いていただけるとのことなので、是非描いていただきましょう。

そうして出来上がった画像が以下。小太りのレベルを遥かに越えていますが、まぁキラキラではあります。主に背景が。

「文字起こしツール」を利用する

画面左側のメニューから「文字起こしツール」をクリックすることで、画面右側に文字起こしツールが表示されます。

リリース直後だからか数は少ない

このツールではYoutubeなどの動画配信サイトや手持ちの動画ファイルを元に音声の文字起こしを行い、その後各種解析を行うことが出来ます。

使用した感想

テキスト生成にしろ画像生成にしろ、他のサービスで代用できるものは多くあります。

ただ、楽をして時間を掛けずに欲しい物を生成するという意味においてはクラウドワークスAIを頼るのも全然アリかと思います。

だからこそ、有料(プレミアム)プランに登録するのであれば明確な利用目的が欲しいところですね。

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