この記事の要約
Sunoは歌詞や曲の雰囲気を入力するだけでボーカル付きの楽曲やインスト曲を生成できる音楽生成AIサービスです。音楽の専門知識がなくても無料で曲作りを試せるほか、生成した曲の一部を作り直したり、歌声や曲調を引き継いで別の曲を生成したりなど、豊富な機能があります。
サービス概要
Suno(スノ/スーノ/スノー)はWebブラウザやスマホアプリで利用可能な音楽生成サービスです。
音楽生成AIの代名詞とも呼べるサービスであり、以下のような楽曲を無料で生成することが可能となっています。
※ 映像は別のツールで作成しています。
基本的には歌詞とスタイル(曲調)を入力するだけでAIがいい感じに曲にしてくれますので、興味があるならまずはアクセスしてみると良いでしょう。
評価サマリ(2026年9月時点)
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 無料利用 | 一部可能 |
| 日本語対応 | 対応 |
| 利用環境 | Webブラウザ、スマホアプリ |
| 商用利用 | 可能(※) |
| アカウント登録 | 必要 |
| 用途 | 音楽生成 |
| 向いている人 | 音楽が好きな人や、店舗・動画等の添え物としてBGMを用意したい人 |
| オススメ度 (5段階) | ★★★★★ (5/5) |
※ Proプラン以上のサブスクリプションに加入している場合、そのアカウントで生成された楽曲に対する商用利用権を付与。但し、他のユーザーが生成した楽曲のリミックスは対象外。
運営組織について
Sunoはアメリカ・マサチューセッツ州ケンブリッジに社屋を構える「Suno, Inc.」により運営されているサービスです。
Suno, Inc.は2022年に設立された比較的新しい企業ですが高い技術力を持ちつつサービス展開の手際も良く、2026年現在においては音楽生成AIサービスの代表格とも言える存在となりました。
ちなみに本記事執筆時点においても従業員を募集しているようですので、語学と技術に自信のある方は応募してみてはいかがでしょうか。
料金・プラン
基本的な機能は無料で利用できますが「新機能を利用したい」「より多くの曲を短時間で生成したい」「商用利用したい」となった場合にはサブスクリプション登録が必要です。
現時点における料金プランと解禁される項目は以下の通り。お得感のある箇所は緑でマークしています(公式はコチラ)
| 項目 | Free | Pro | Premier |
|---|---|---|---|
| 月額料金 (単月/年間契約時) |
\0 | \1,500/\1,200 | \4,500/\3,600 |
| 付与クレジット | 50/日 | 2,500/月 | 10,000/月 |
| アクセス可能モデル | v6-mini | v6, v6-wild, v6-mini | v6, v6-wild, v6-mini |
| ダウンロード制限 | 7曲(更新なし/使い切り) | 20曲/月 | 60曲/月 |
| 音声アップロード上限 | 8分 | 8分 | 30分 |
| 商業利用権 | ✗ | ✓ | ✓ |
| ステム分離機能 | ✗ | オート, ミックス | オート, ミックス, アドバンスド |
| インスピレーション機能 (任意の音源を参考に曲を生成) |
✗ | ✓ | ✓ |
| ボイス機能 (声や歌い方のプリセット) |
✗ | ✓ | ✓ |
| フェードイン/アウト機能 | ✗ | ✓ | ✓ |
| リプレイス機能 (曲の任意の範囲を再生成) |
✗ | ✓ | ✓ |
| リマスター (曲調を保ったまま音質等の向上) |
✗ | ✓ | ✓ |
| Studioへのアクセス (DAWチックな高度編集ツール) |
✗ | ✗ | ✓ |
| 新機能への早期アクセス権 | ✗ | ✓ | ✓ |
試しに曲を生成してみるだけであればFreeプランでも問題はありませんが、継続的に生成するのであればProプラン以上への加入を強く推奨します。
Proプランからダウンロード制限が緩和され毎月コンスタントにダウンロードが可能となるほか、商業利用権や各種編集機能も解禁されるため、音楽を別のところで利用するといった場合はほぼ必須となるかもしれません。
Premierプランまであげると更に利便性が上がりますが、人によっては若干過剰かもしれません(かくいう私はProプランを継続利用中です)
実際に使ってみる
ログイン・アカウント登録方法
Sunoの利用にはアカウントの登録が必須です。Webサイトへのアクセス方法から順に説明していきましょう。
- WebブラウザからSunoAIにアクセスする
任意のWebブラウザからSunoにアクセスし、画面左上の「Join Suno for free」をクリックします。 - ログイン方式を選択する
画面中央に「Ready to make music?」と記載されたウィンドウが表示されたら、任意のログイン方式を選択します。 - ログイン確認
トップページに遷移し、添付のような画面が表示されていればログインは正常に完了しています。
初回ログイン直後は無料プランに属しており、毎日使い切りの50クレジットが補充されます。使い切りなので溜め込むことは出来ません。
通常の生成1回につき10クレジットを消費して2曲生成されることから、毎日5回は無料で生成することが可能です。
音楽を生成する
画面左側のメニューから必要情報を入力することで音楽を生成することが出来ます。
生成モードにはSimpleとAdvanced、それとSoundsの計3種類があり、設定可能な内容が大きく異なります。目的に応じて使い分けていきましょう。
それでは、以下に各モードの違いも含めて順番に使い方を説明していきますが、その前にモデルの紹介をしておきます。
モデルについて
2026年9月現在、Sunoで使用できる音楽生成モデルは以下の3種類(+カスタムモデル)から選択することが出来ます。
それぞれ得意とする領域が異なるので用途に応じて使い分けましょう。
| モデル名 | 説明 |
|---|---|
| v6 | Proプラン以上で利用可能。 いわゆるフラッグシップモデルであり、品質が安定している。生成したい曲の方向性が定まっている場合に選択すると効果的。 |
| v6-wild | Proプラン以上で利用可能。 v6をベースにしつつ予測可能性を下げた探索型モデルと位置付けられており、予想外のアレンジを行う可能性が高い。v6-wildで気に入るアレンジを見付けたらv6でカバーする…といったような使い方が効果的。 |
| v6-mini | 全プランで利用可能。 v6の軽量版であり、生成速度も早く大量生成に向く。他のモデルと比較すると試作に向いた性能だが、決して品質が低いわけではない。 |
| Custom Model | Proプラン以上で利用可能。 自身が権利を持つ(あるいは著作権フリーの)楽曲を複数登録し音像の傾向などを学習させる、いわゆるファインチューニングを行うことができる。生成したい曲の傾向が定まっている場合はカスタムモデルを作成すると効率的。 |
FreeプランとProプラン以上とで選択可能なモデルの種類に大きな差がありますね。
やはり本格的に利用するのであればProプラン以上への加入が推奨となるのですが、冒頭で紹介した曲はv6-miniで生成してまして、miniでもあの程度の品質は出せるよということで。
では、あらためて各モードの説明に進みます。
Simple
単純な説明文を与えることでなんか良い感じに生成してくれるモード…かと思いきや、歌詞にスタイル、自身が作成したプレイリストや画像、動画、さらにはアップロードした楽曲・音声にボイス機能の参照など、ありとあらゆる素材を使用可能な楽曲生成モードです。Simpleって言葉の意味を一旦調べ直したほうがよいですね。
実際には「目的を自然言語(日常の言葉)で伝えるとそのとおりに生成してくれるモード」といった認識が近く、公式が提示している作例としては以下のようなものがあります。
- コーラスだけゴスペルクワイアに変える
- A曲のボーカルとB曲のドラムを組み合わせる
- 0:45のリフをサンプリングしてギターを抽出し、その周囲にビートを作る
- 歌詞中の1単語だけ変更する
ということで、試しに冒頭で紹介した曲をベースとして修正を加えてみます。今回の依頼は英語部分の日本語化と曲のスタイル(ジャンル)変更です。
生成した曲を指定したうえで日本語で雑に修正指示を記載していますが、これで生成された楽曲が以下。ちゃんとそれっぽいものが出来ていますね。

ではもう1例いってみましょう。次は新規曲の生成です。適当な画像をアップロードしたうえで曲のジャンル、尺、テーマを指定しています。
若干倒錯した指示により生成された楽曲は以下ですが、概ねそれっぽい曲に仕上がっていました。

Advanced
こちらは歌詞やスタイルをはじめとした各種パラメータを明示的に指定し楽曲を生成するモードです。
設定項目は多いですが生成したい楽曲のイメージが固まっているのであれば、Simpleモードよりも狙った楽曲を生成しやすいかと思われます。
設定可能な各項目の詳細は以下の通りです。
| 項目名 | 説明 |
|---|---|
| Lyrics | 歌詞の入力欄。 日本語を含む多言語に対応しており、複数の言語を混ぜることも可能。 適当に入力してもいい感じに歌ってくれるが、[Verse]や[Chorus]などのメタタグを使うことで曲調をある程度コントロールする事も出来る。 空欄にした場合はインストロメンタルが生成される。 |
| Styles | 曲のスタイル(ジャンル)入力欄。 日本語を含む多言語に対応しており、複数の言語を混ぜることも可能(混ぜる意味はあまりない) 「pop」や「rock」などのジャンルを入れたり「drums」や「guitar」などの楽器を入れて曲に反映させるのが基本的な使い方。 複数のキーワードを組み合わせることが可能であり、単語でも文章でもOK キーワードを分ける際は英文の記法に沿ってカンマ+半角スペースを使用するのが妥当(metal, male vocal, distortion guitar 等) |
| Exclude Style | 曲に含めたくないスタイルの入力欄。 例えば「piano, male vocal」等と入れればピアノと男性ボーカルは除外される(可能性がある) |
| Vocal Gender | ボーカルの性別。 スタイルで指定することも可能。 |
| Duration | 曲の尺。 Sunoにお任せか、10~360秒の範囲で指定することもできる。 ちなみにSunoお任せ時の最大尺は480秒(8分) |
| Max Mode | Onにすることで生成時の計算リソースを多く消費する。 公式によれば長尺(2分以上)の曲に対するスタイル・ボーカルの一貫性が向上したりカバー時における原曲との忠実度が向上するとのこと。 Onにするとクレジット消費が2倍(1曲10クレジット)となる点には注意。 |
| Weirdness | 生成される曲の安定性に関連する指標。 数値が高いほど曲としての安定感が失われる(カオス度が増す) 80%を超えると音楽として若干怪しい曲が生成され、100%になるともはやノイズに近いものが出来上がることもあるためご利用は計画的に。 |
| Style Influence | スタイルへの影響度に関する指標。 数値が高いほど「Styles」の内容に忠実な楽曲が生成される。 ある程度のランダム性が欲しければ50%前後に合わせると良い(デフォルト値) |
| Variety | Stylesに対する改変の度合い。 Normal以上にするとSunoの解釈でStylesが修正される。 自身の設定したStylesを変更されたくない場合はOffにする必要がある。 |
| Personalize | Variety有効化時に自身の好み(My Taste)を取り入れるかどうかの設定。 Sunoで曲を生成しているとMy Tasteと呼ばれる自身の音楽的嗜好が蓄積されていくが、この機能を有効化するとVarietyによるStyles修正に反映される。 |
| Song Title | 曲名。 未入力の場合は曲の内容に応じて生成時にSuno側で勝手に付けられる。 後からいくらでも変更可能。 |
| Work Space | 生成された曲を保存する場所(ワークスペース)を選択することが出来る。 |
ちなみに冒頭の曲はこのAdvancedモードを使用して生成しています。当該曲のSuno内リンクを以下に載せておくので、どういった設定が入っているか確認してみると良いでしょう(動画でも一通り情報を出してはいます)

Sounds
簡単なSE(Sound Effect)や短いメロディなどの生成を行うモードです。
動画などを製作しているユーザーであれば、ちょっとしたアクセントを取り入れたりするのに使えるかもしれません。
設定可能な各項目の詳細は以下の通りです。
| 項目名 | 説明 |
|---|---|
| Sound | どのような音が欲しいのかを入力する欄。 基本的には欲しい音を簡潔に伝える。 |
| Type | One-Shot(単発)かLoop(曲の前後が自然に繋がる)のいずれかを選択。 |
| BPM | 曲のテンポを指定。 数値が多いほどテンポが早い。 |
| Key | キーの指定。 |
生成されるSoundの尺はおおよそ5~20秒程度で、消費クレジットは1曲につき1です。通常の曲生成と比べれば随分とコンパクトに収まっていますね。
ちなみに生成例としては以下。

音楽を編集する
生成した音楽はCreate画面やLibrary画面からいつでも視聴・確認が可能であり、各種編集やダウンロードなどを行うことが出来ます。
以下にSunoの編集機能で出来ることを整理しているので、目的・用途に応じて内容を確認いただければと。
なお、Proプラン以上で使用可能なEditorおよびPremierプランで使用可能なStudioについては割愛します。前者は以下に紹介する機能でほぼ全てを賄えることと、後者は…なんかよくわかんなかったからです。
| 目的・用途 | 機能名 |
|---|---|
| 曲調を維持したまま別の曲を生成したい | Cover |
| 曲の生成時に入力した内容を再利用したい | Reuse Prompt |
| 2曲を良い感じに融合させたい | Mashup |
| 既存曲の特徴を抽出して新規曲を生成したい | Sample |
| Pro 既存曲群の雰囲気を参考にして新規曲を生成したい | Inspo |
| Pro 曲の特徴的な要素を保存して新規生成時に利用したい | Voice |
| 任意の箇所から作り直したい | Extend |
| 前後をカットしたい | Crop |
| 任意の範囲を削除したい | Remove Section |
| 逆再生させたい | Reverse |
| 再生速度を変更したい | Adjust Speed |
| 他のユーザーに曲の編集を依頼したい | Find a Collaborator |
| Pro フェードイン/アウトを掛けたい | Fade In/Out |
| Pro インストにボーカルを追加したい | Add Vocal |
| Pro 任意の箇所をピンポイントに作り直したい | Replace Section |
| Pro 曲データをボーカルと楽器に分割したい | Get Stems |
| Pro 曲をリマスターしたい | Remaster |
以下、各種機能の使い方です。
曲調を維持したまま別の曲を生成したい
Remix>Coverの順にクリックすると曲調を維持しつつ歌詞やスタイルを変えた曲を生成することができます。
歌詞の追加・削除やジャンルの変更などが可能であり基本的に制限はありませんが、元の曲からあまりにも乖離すると生成の精度が下がり、これホントにカバーか…?みたいな曲が生成されることも珍しくないので、ある程度の妥協かあるいは大量のクレジットを溶かす覚悟のいずれかが必要となるでしょう。
曲の生成時に入力した内容を再利用したい
Remix>Reuse Promptの順にクリックすると、元の曲を生成時に入力した各種内容(曲名、歌詞、スタイル等)を流用して新規の曲を生成することが出来ます。
あくまでも入力内容を使い回すだけであり、曲調や歌い方などは元の曲を参照せず完全に新規の曲が生成されます。
コピペが面倒なユーザー向けの機能と言えますね。
2曲を良い感じに融合させたい
Remix>Mashupの順にクリックすると、任意の2曲を組み合わせて良い感じに混ざった曲を生成することが出来ます。
Mashup選択時にはAdvancedモードの画面上に指定した楽曲の情報が登録され、その後「Add another song to Mashup」から任意の曲を選択するか、あるいは融合させたい曲をLibrary等から同様に選択します。
2曲目を選択した際に歌詞を混ぜるかいずれかの歌詞を保持するか選択することが出来ます。歌詞を混ぜる場合はSuno側で良い感じに組み合わせてくれるほか、[singer A/B]といったメタタグも付けてくれます。
曲の指定が完了した後は適宜歌詞を修正するなりスタイル等を設定するなりしてCreateボタンを押すことで、2曲が融合された曲が生成されます。以下例。

既存曲の特徴を抽出して新規曲を生成したい
Remix>Sample this songの順にクリックすると、対象曲の任意の箇所を流用して新規の曲を生成することが出来ます。
Sample選択時にはAdvancedモードの画面上に指定した楽曲の情報が登録され、更に任意の範囲を選択可能なスライダーなども表示されます。
試しに、サンプル曲とは全く関係ないスタイルや歌詞を入力した楽曲を生成してみたのが以下。サンプル元の特徴を捉えているような気がします。

既存曲群の雰囲気を参考にして新規曲を生成したい
Remix>Use as Inspirationの順にクリックすると、対象曲群全体の特徴を捉えた新規曲を生成することが出来ます。
Inspo選択時にはAdvancedモードの画面上に指定した楽曲の情報が登録されますが、Sample等とは異なり最大4曲まで指定することが出来ます。Inspoに登録した曲全体の特徴を抽出し、新規の曲を生成するということですね。
シリーズ物として楽曲を生成している場合は、曲全体の一貫性を保つといった意味で有用な機能かと思われます。
曲の特徴的な要素を保存して新規生成時に利用したい
Remix>Voiceの順にクリックすると、元となる楽曲のボーカル、スタイル、曲調などを捉えた疑似的なアーティストを作成・保存することが出来ます。
歌い方やボーカルの声質を保存できる点が特に強く、AIアーティストとして架空のキャラクターをプロデュースするような使い方においてはほぼ必須の機能と言えるでしょう。
作成したVoiceは曲の生成時に選択することが可能となり、生成された曲には対象となるVoiceのアイコンが追加されます。
任意の箇所から作り直したい
Edit>Extendの順にクリックすると既存の曲に対して任意の箇所から作り直すことが出来ます。
基本的な使い方は音楽の生成とほぼ同じであり、モデル・歌詞・スタイルなどを再度入力し「Create」をクリックすることで2曲生成されます。その際にExtendされた曲を表す「Extend ◯」といったタグも追加されます。
続きの作成ということで誤解されやすいですが、Extendで作成される曲の始点はタイムラインで指定した秒数からであることから、曲の終わり際に追加するだけでなく途中から一気に作り変えることも 可能です。
そして、Extendで生成した曲にはGet Full Songといった項目が追加されており、クリックすることで元となった曲とExtendした曲が結合され一つの楽曲となります。その際、結合後の曲には「Full Song」のタグが付与されます。
ちなみに生成される曲はあくまでも元の曲をベースとしたものとなっており、Extendでスタイルや曲調を大きく変えることは出来ません。
前後をカットしたい
Edit>Cropの順にクリックすると、曲の前後の任意の箇所を削除した範囲を切り出すことが出来ます。
音楽を生成していると「曲は良いのに前奏が長すぎる…」や「アウトロ終わったのにまだ歌ってるよ…?」などが割とそれなりの頻度で発生しますが、このCrop機能を使えばそのあたりの悩みは全て解消されます。
任意の範囲を削除したい
Edit>Remove Sectionの順にクリックすると、曲の任意の範囲を指定して削除することが出来ます。
ただ削除するだけだと違和感バリバリの曲となってしまいますが、削除したうえでカバーなどで再生成を掛けると良い感じに収まるかもしれません。
逆再生させたい
Edit>Reverseの順にクリックすると、指定した曲を逆再生させた状態で再生成することが出来ます。
当然カオスな感じに仕上がるわけですが、果たしてこの機能に何の意味があるの…?
…と私自身も思っていますが、1曲を丸ごと逆再生させるよりはSoundsで生成したSEに対してReverseを掛け、独特な効果音に仕上げたりして何かに使うことができる……かもしれませんねぇ。
再生速度を変更する
Edit>Adjust Speedの順にクリックすると、対象曲の再生速度を変更することが出来ます。
変更対象は曲全体であり選択可能な速度は0.25~4.00倍までとなっているほか、「Keep Pitch」にチェックをいれることでピッチを固定することも出来ます。
音楽編集といった観点から見れば曲の速度変更はありがちな機能ですが、実際に使用する機会はそれほど無い気もします。ちなみにAdjust Speed機能の利用はクレジット消費なしで可能です。
他のユーザーに曲の編集を依頼したい
Edit>Find a Collaboratorの順にクリックすると、任意の曲を対象として他のSunoユーザーに修正を依頼することが出来ます。
ちょっと想像が難しいと思うので順を追って説明します。
- 曲に対する依頼を記載する
指定した曲に対する具体的な変更方針・依頼を記載します。最大3つまで設定可能。
- 報酬を設定する
依頼達成時にユーザーに渡す報酬(クレジット)を設定します。0(Free)から設定できますが、それでやってくれる人は余程の物好きかもしれません。
- 依頼達成を待つ
https://suno.com/community-collabに掲載されるので、後は誰かが編集してくるのを待ちます。
クレジットという報酬もありますが、どちらかと言えばユーザー同士のコミュニケーション形成に使える機能かもしれません。宣伝が不足しているおかげで認知度が非常に低い機能のような気もしますが…
フェードイン/アウトを掛ける
Edit>Fade In / Fade Outの順にクリックすると、任意の曲に対してフェード(イン:徐々に音量を上げる / アウト:徐々に音量を下げる)を掛けることが出来ます。
現時点における生成モデルの場合、冒頭にノイズが入ることがたまにありますが、そういったときはFade Inを使うと上手くごまかすことが出来たりします。
インストにボーカルを追加したい
Edit>Add Vocalの順にクリックすると、任意のインスト曲に対してボーカルを追加することが出来ます。
歌詞やスタイルなどは自由に設定することが可能です。Coverでも似たようなことは出来ますが、伴奏などを出来るだけ維持したい場合はAdd Vocalの方に軍配が上がります。
以下生成例です。
原曲

Add vocal

任意の箇所をピンポイントに作り直したい
Edit>Replace Sectionの順にクリックすると、指定した曲の任意の範囲に対して新たな歌詞・スタイルで再生成をすることが出来ます。
修正した結果メロディラインなどが変わることも多々あるため、自然な置換を狙うとクレジットが大量に溶けていく点には要注意です。
曲データをボーカルと楽器に分割したい
Edit>Get Stemsの順にクリックすると、対象楽曲の構成要素を分離し、ボーカルデータと楽器データに分けることが出来ます。
分割パターンは以下の3種類から選択できます。
- Auto split (50クレジット)
ボーカルと楽器を最大12種類に自動分割。 - Split from mix (20クレジット)
任意の音(ボーカルまたは楽器)とそれ以外の2種類に分割。 - Advanced split (20クレジット) Premier限定
Split from mixよりも指定できる楽器の種類が大幅に増加(約100種)
分割したデータはそれぞれMP3やWAV形式でダウンロードが可能であるため、Suno以外のツールを用いて音楽編集を行う際に役立つことでしょう。
あと、アップロードした楽曲に対しても分割が可能です。
曲をリマスターしたい
Edit>Remasterの順にクリックすると、元曲の構成や雰囲気をなるべく保ちながら音質やミックスを調整することが出来ます。
それぞれの設定項目の内容は以下の通り
- Variation
修正の度合いを表す指標。私の感覚に拠るとおおよそ以下の内容となっています。
Subtle:少しだけ改善
Normal:原曲を維持しつつ刷新
High:ボーカルや楽器のバランスから変更 - Style
改善方針を表す指標。私の耳に拠れば概ね以下の内容となっています。
Natural:自然な感じに
Boost:音の強弱を強調
Clarity:明瞭さ重視
その他の機能など
音楽の編集以外で、Sunoを利用するうえで役立ちそうな内容を適当に列挙していきます。
タイトルやカバー画像などを変更したい
Manage>Song Detailsの順にクリックすると生成した曲のタイトル、カバー画像、表示される歌詞に加え、コメントやリミックスの許可など諸々を変更することができます。
クレジットの消費無しで何度でも変更が可能であるほか、カバー画像については手持ちの画像からアップロードするか、あるいはSuno上で画像を生成することも可能です。また、動画もアップロードできます。
音楽をプレイリストに登録したい
Add to Playlistをクリックすることで対象の曲を任意のプレイリストに登録することができます。
プレイリストの用途は自分が生成した曲の管理がメインですが、プレイリスト自体を公開(Public)して自分のプロフィールに表示させることも可能です。
曲をダウンロードしたい
Downloadをクリックすることで、ファイル形式を選びダウンロードすることが出来ます。
楽曲の初回ダウンロード時には「unlock & Download」といった案内が表示され、クリックすると残ダウンロード回数が1つカウントダウンされます。
ダウンロードのUnlockは楽曲1つに対して永続的に有効であり、1度Unlockした楽曲であればファイル形式を問わず何度でもダウンロード可能です。
曲を公開したい
Publishを有効化することでSuno上における曲の公開範囲をプライベート(限定公開)からパブリック(全体公開)へ変更することが出来ます。
Publishが有効となっている場合、Home画面上に掲載される可能性があるほか、自身のプロフィールに対象の曲がリストアップされます。
プロフィールを確認・編集したい
アカウントアイコンの右側にあるメニューからEdit Profileを選択するとプロフィールの確認・編集を行うことが出来ます。
プロフィールのアクセスURLとなる「Handle」に利用できる文字列は他のユーザーと重複できないので、好きな文字をURLとしたいのであれば早めに設定した方が良いかもしれません。
参考までに、私(@genaisum)のプロフィールは以下のとおりです。
ちょっとした雑学や余談
Extendに関するTips
個人的な体感ですが、Extendは開始位置までの既存部分が長いほど元曲の曲調や構成を維持した結果になりやすい傾向があります。
仮に元曲が180秒の場合、180秒付近からExtendするとそれまでの曲全体の文脈を踏まえた結果になりやすい一方、10秒付近からExtendすると参照できる既存の文脈が少ないからか元曲とは大きく異なる展開になる…という考え方です。
この傾向は複数回Extendする場合にも見られるようで、Extendで生成した「Extend 2」をそのまま再度Extendすると、元曲ではなくExtend 2の特徴が強く引き継がれる傾向にあるみたいです。
なので、長尺曲で全体の一貫性を維持したい場合はExtend 3、4と派生を連鎖させるより、気に入ったExtendごとにGet Full Songで元曲と結合し、その統合済みの曲から次のExtendを行う方が安定しやすいです。
※ これは公式に公開された内部仕様ではなく、実際の生成結果から見た経験則です。Sunoの仕様はいつの間にか変わることが多いので参考程度にどうぞ。
メタタグについて
歌詞を自分で創作できるのがAdvancedモードの最大の特徴ですが、そこで入力可能なメタタグとして例えば以下のようなものがあります。
| メタタグ(例) | 意味 |
|---|---|
| [Intro] | イントロ |
| [Verse] | いわゆるAメロ |
| [Interlude] | 間奏 |
| [Instrumental] | Interludeより長い間奏 |
| [Pre-Chorus] | Bメロとかサビ前のなんか良い感じの部分 |
| [Chorus] | サビ |
| [Bridge] | Cメロとかそんなの |
| [Outro] | アウトロ |
メタタグは曲の作成に必須ではないですが、適切に用いることで曲の流れをコントロールすることが出来るようになります。
また、メタタグに歌い方や構成の指示を追加した場合、ある程度は曲に反映される傾向にあります。例えば以下のような感じで書いたり。
[Chorus 1 – Commanding Female Lead, Broad Hook, Low Choir Accents]
(サビ1 – 堂々とした女性リード、広がりのある印象的なフック、低音コーラスによるアクセント)
上記は一例であり、正しい記法である保証はありません。また、メタタグに関しても紹介している内容以外に有効なものは数多くあります…が、公式が全てを紹介するようなことは無さそうなので、自分で曲を生成しながら色々と試してみると良いでしょう。
モデルについて
2026年9月現在においてはv6およびその派生モデルのみを利用可能ですが、過去に遡れば色々なモデルが出ていました。
ということでちょっとした振り返りなどを行ってみます。思い出。
| モデル | リリース日 | 特徴など |
|---|---|---|
| v2 | 2023年頃 | Sunoリリース初期のモデル。音質は悪く尺も80秒までと今なら微妙な出来ですが当時は最前線にいた。 |
| v3 Alpha | 2024年2月 | Proプラン以上のユーザー向けに先行公開されたモデル。最大150秒まで生成できるように。 |
| v3 | 2024年3月 | 全ユーザー向けに公開されたモデル。v3 Alphaのブラッシュアップ版。v2の完全上位互換でもある。 |
| v3.5 Early Access | 2024年5月 | Proプラン以上のユーザー向けに先行公開されたモデル。240秒まで生成できるようになり音質も向上。 |
| v3.5 | 2024年5月 | Early Accessの1週間後に全ユーザー向けに公開されたモデル。Early AccessがEarly過ぎる。 |
| v4 | 2024年11月 | Proプラン以上のユーザー向けに公開されたモデル。v3から更に音質が向上。エモい歌い方に定評がある(個人的感想) |
| v4.5 | 2025年5月 | Proプラン以上のユーザー向けに公開されたv4のブラッシュアップ版。480秒まで生成できるようになったほか、表現力が大きく向上した。 |
| v5 | 2025年9月 | Proプラン以上のユーザー向けに公開されたモデル。音質が向上しボーカルもより自然な感じに。 |
| v4.5-all | 2025年10月 | 全ユーザー向けに公開されたv4.5系統のモデル。相変わらず表現力が高い。 |
| v5.5 | 2026年3月 | Proプラン以上のユーザー向けに公開されたモデル。音質などが向上したが表現力はv4.5系統から下がったという意見も。 |
| v6 | 2026年9月 | 現行最新モデル(wild, mini含む)。v6系統の公開に伴い旧モデルは全て非公開に(権利関係とか大人の事情による) |
参考動画
3年の間に結構な頻度でモデルが刷新されていますね。2027年以降にも期待が持てるってものです。
良い点・気になる点
良いと感じた点
音楽の知識がなくても音楽を生成できるという点が非常に画期的です。
Suno以降、音楽生成をウリにしたAIサービスは多く出ていますが未だにトップレベルの知名度を誇るのは流石パイオニアと言わざるを得ない。
気になった点
理想の曲に近づけるため試行を重ねると無料枠では到底足りなくなるので、拘るなら財布と相談する必要がありますね。
あと、権利関係のいざこざがあったことから仕方ない部分はありますが、旧モデルが利用不可となった点は人によっては許容しがたい出来事だったかもしれません(無くなるおよそ1年前から情報は開示されていたので不義理ってわけでもないですが)
まとめ
音楽を作るという、本来であれば高度なスキルが必要なことをテキストだけで行えるようになったという点で価値の高いサービスだと思います。
とはいえ、素人ながらに理想の曲を本気で生成しようと思うと無料枠の50クレジット/日では何日掛かるかわからないので、ハマればいずれはサブスクリプション登録に行き着くのだろうとは思いました。良い商売をしている。

































