Suno AI(スノ/スーノ/スノー エーアイ)

音楽生成

Suno AI(スノ/スーノ/スノー エーアイ)はWebおよびDisocord上で利用可能な音楽生成サービスであり、例えば以下のような歌声入りの楽曲を無料で生成させることが出来ます。

Suno AIのWebブラウザ版であれば操作も簡単なので、多少なりとも興味があるならアクセスしてみると良いでしょう。

というわけで以降はWebブラウザ版SunoAIの使い方について整理していきますが、その前に運営組織について簡単に紹介します。

運営組織について

Suno AIはアメリカ・マサチューセッツ州ケンブリッジの「Suno, Inc.」により運営されています。

自己紹介より

上の画像はSuno AIのトップページから「About」をクリックした先の下部に掲載されているものですが、自分たちのことを「ミュージシャンと人工知能の専門家(musicians and artificial intelligence experts)」と呼称しており、自信と技術力の高さが伺えます。

いずれにしてもSuno, Inc.は2022年に設立された比較的新しい企業であり、これからの活躍にも期待したいところです。

まぁ怪しい企業では無さそうですので、気兼ねなく利用しても良いのでは無いでしょうかというお話でした。

では次にアクセス方法の紹介をしていきます。

アクセス&アカウント登録方法

Suno AIの利用にはアカウントの登録が必須です。

Webサイトへのアクセス方法から順に説明していきましょう。

1. 任意のWebブラウザからSuno AIにアクセスする

ブラウザからhttps://suno.com/にアクセスし、画面左下の「Sign Up」をクリックします。

2. ログイン方式を選択する

画面中央に「Create your account」と記載されたウィンドウが表示されるので、任意のログイン方式を選択します。

2024年4月時点で選択可能なログイン方式は以下のとおりです。

  • Discordアカウント連携
  • Googleアカウント連携
  • Microsoftアカウント連携
3. ログインできていることを確認する

トップページに遷移後、画面左下の「Sign Up」が消えて代わりにアカウントのアイコンが表示されていること、「Subscribe」の上に手持ちのクレジットが表示されていることを確認できればログインは正常に完了しています。

Sunoからボーナスを貰ったタイミングのキャプチャなのでクレジット量はちょっと多め

初回ログイン直後であれば無料プランに属しており、無料プランだと毎日使い切りの50クレジットが補充されます。使い切りなので溜め込むことは出来ません。

生成1曲につき5クレジットを消費することから、10曲は毎日無料で生成可能ということになります。

それでは実際の利用方法の説明…の前に利用料金やサブスクリプションについて説明します。

利用料金について

基本的な機能は無料で利用できますが「より多くの曲を短時間で生成したい」「商用利用したい」となった場合にはサブスクリプション登録が必要です。

メニューの「Subscribe」をクリックすることで以下のようなラインナップが表示され登録が可能です。

サブスクリプション登録により解禁される項目は以下の通り。

  • 入手できるクレジットが大幅に増加
  • 商用利用可能
  • クレジットの追加購入(Extra Credits)が可能
  • 優先キュー(曲生成時の待機時間減少)
  • 生成キューに10曲まで予約可能

ちなみにPro PlanとPremire Planの違いはクレジット量のみです。

また、2024年3月21日以前であればProプラン以上でインストロメンタルやV3(alpha)の先行利用などが出来ましたが、3月22日以降は無料プランでもそれらの機能が利用出来るようになっています。

ということで以下からはSunoAIの代表的な機能の説明に移りましょう。

Suno AIの使い方

音楽を生成する

画面左メニューの「Create」をクリックすると、音楽を生成することが出来ます。

生成モードには2種類あり、作りたい曲のイメージを入力して生成する通常のモードと、歌詞や曲のスタイル、曲名などを自由に記述して生成するカスタムモードが選択可能です。

通常モード

カスタムモード

いずれのモードも1度のCreateで2曲生成されるため、結果的に1度の生成で10クレジットを消費します。

それでは各モードを順に解説していきましょう。

通常モード

基本的には「Song Description」(曲の説明)欄に生成したい曲のイメージを入力して「Create ♫」をクリックすると入力した内容に沿った曲が自動で生成される超絶シンプルなモードです。

曲の説明に入力するのはなんでもよく、英語でも日本語でも単語の羅列でも文章でも大丈夫です。

バージョンに関しては特段の拘りがない限りはV3を選択すると良いでしょう。ややクセはありますが曲の長さや音質がV2よりも優れています。

具体的には以下のような違いがあります。

比較対象/バージョン V2 V3
初回生成時の曲の長さ 最大80秒 最大120秒
Extend時の曲の長さ 最大60秒 最大60秒
Extendを含めた1曲の最大長 約180秒(180秒以降は精度が落ちるが生成自体は可能) 約180秒(180秒以降は精度が落ちるが生成自体は可能)
音質 普通 良い
曲の完成度 ・[初回生成時]いきなり歌が始まる(イントロ無視)ことが多い
・アウトロが生成されないことがある
・[初回生成時]イントロやアウトロが生成されることが多い
・[Extend時]歌詞が無視されることが多い
メタタグの反映度合 いずれのメタタグもそれなりに反映される Verse、Chorus、Outro以外のメタタグが反映されないことが多い

それでは例として、曲の説明に「Symphonic metal about gratitude for life」と入力した場合の生成結果を以下に提示していきます(クリックすると別タブで開きます)

ちなみに入力した英語の日本語訳は「生命への感謝を歌ったシンフォニックメタル」です。思想強めでいいですねぇ〜

というわけでカスタムモードの説明に移ります。

カスタムモード

通常モードで物足りなくなった場合は「Custom Mode」のトグルスイッチをクリックすることで、より詳細な設定ができるカスタムモードへの切替が可能です。

このモードでは歌詞、曲のスタイル、曲のタイトルをそれぞれ入力して音楽を生成することが可能です。

それぞれの構成や特徴は以下の通り。

Lyrics(歌詞)

歌詞を入力します。

基本的にフリーフォーマットであり好きに入力すれば良いのですが、メタタグ(曲の構成要素)を含めることで曲調をある程度コントロールすることが可能です。

例えば以下のメタタグを含めるとそれっぽく生成結果に反映されました。

メタタグ 意味
[Intro] イントロ、曲の導入
[Verse] Aメロ
[Bridge] B(C)メロ
[Pre-Chorus] サビ前の盛り上がる部分
[Chorus] サビ、曲のメイン
[Outro] アウトロ、余韻
[End] 曲の終わり、インスト、フェードアウト

Lyricsを1から考えるのが面倒であればChatGPTなどの適当なテキスト生成AIに作らせるか、あるいは「Make Random Lyrics」でSuno AIにお任せするのも良いでしょう。

ちなみにLyricsが空白の状態でも生成は可能であり、音声も基本的には入らないため実質的にインストロメンタルの生成となります…とはいえ、絶対に歌詞が入らないかと言えばそうでもないため、インストロメンタルを生成するのであれば「Instrumental」を有効にするのが無難でしょう。

Style of music(曲のスタイル)

生成したい音楽のスタイル(ジャンル)を入力します。

簡単なところであれば「pop」や「rock」など一般的なジャンルを入れると良いですが、複数のキーワードを組み合わせることも可能です。

何を入力すればよいのかわからない…という場合はTrendに上がっている曲のスタイルが参考になるでしょう。例えば以下のようなものがあります。

  • indie-pop soulful dreamy psychedelic
  • country, catchy. western
  • lo-fi Japanese city funk. night-lovingscene. complex electroswing

などなど。ちなみに最近の私は以下のようなスタイルを指定してインストを作っています。

aggressive fast-paced symphonic rock, combat style, synthesizer

上記のスタイルを指定してExtend(後述)を繰り返して生成した曲が例えば以下。

個人的に気に入っています。

ちなみに、スタイルに日本語を入力しても禄に反映されないので英語表記にしておきましょう。

Title(曲のタイトル)

曲名を入力します。

曲の生成後であっても曲名の変更は可能ですが、Video形式(MP4)でダウンロードした際に画面上に表示される曲名は最初に付けたもので固定されるため、曲の初回生成時にちゃんとしたタイトルを付けておくのがベターです。



それでは次にSunoAIのキモでもある音楽の編集機能について紹介してきましょう。

生成した音楽を編集する

Create」または「Library」から生成した曲の確認と編集が可能です。

機能がそれなりに多いですが、代表的と思われるものを順に説明していきましょう。

音楽を延長する

Extendをクリックすることで生成した音楽を延長することが出来ます。

大体の説明は上の画像に記載しているとおりですが、Extend fromの解釈には気を付けておきましょう。単純に曲を伸ばすだけであればデフォルト設定で良いかもしれませんが、曲の途中から上書きしたい場合は時間を変更する必要があるでしょう。

諸々設定をしたら画面下部の「Extend♫」をクリックすることで、10クレジットを消費して続きの楽曲が2曲生成されます。

そして生成された曲には続きを示す「Part XX」が表示され、「」をクリックすると曲の結合を意味する「Get Whole Song」が表示・選択できるようになります。

Get Whole SongとExtendを繰り返すことで曲の修正をしつつ長さも伸ばすことが出来ますが、1回のExtendで追加できる曲の長さは最大で1分であること、Extend時は歌詞の解釈があまり上手くないのか歌詞を飛ばしたり入力していない歌詞を歌ったり(ハルシネーション)する点には注意が必要です。

まぁ、注意といってもコチラ側で出来ることはクレジットを積んでトライアル&エラーを繰り返すだけですが……

プロンプトを再利用する

「…」内のReuse Promptをクリックすると、歌詞・スタイル・タイトル・バージョンなどを引き継いで新規の曲を生成することが可能です。

曲の続きを作るものでは無く設定項目を使い回すことが出来ますよ…というだけの機能ではありますが、地味に便利だったりします。

曲名を変更する

「…」内のRenameをクリックすると曲名を変更することが可能です。

上の方でも記載していますが曲名を変更してもダウンロードしたVideoの方には変更後の曲名が反映されないため、出来れば最初にちゃんと曲名を入力しておくのがベターでしょう。




次は、音楽の管理について説明をしていきます。

生成した音楽を管理する

曲の公開範囲を変更する

Extendボタンの隣りにあるPublicのトグルスイッチをクリックすることで曲の公開範囲を変更することが出来ます。

Publicが有効となっている場合、Home画面におけるNewTrendingに掲載されることがあるほか、自身のプロフィールに対象の曲がリストアップされます

曲をプレイリストに追加する

「…」内のAdd to Playlistをクリックすることで、任意に作成可能なプレイリストに追加することが出来ます。

プレイリストは好きな名前で複数作成可能

プレイリストの用途は自分が生成した曲の管理がメインですが、プレイリスト自体を公開(Public)して自分のプロフィールに表示させることも可能です。




ということで、最後にHomeやプロフィールについての説明をしていきましょう。

トレンドなどを確認する

画面左メニューの「Home」をクリックすると、SunoAIのトレンドなどを確認することが出来ます。

それぞれの項目に関する説明は以下の通り。

Trending SunoAI内で人気のある(バズった)曲の一覧。
作成した曲をPublicに設定し注目を集めるとTrendingに載る可能性がある。
Top Categories (多分)SunoAI全体で利用頻度の高いスタイルの一覧。
Fresh New Categories (多分)SunoAI全体で最近使われ始めたであろうスタイルの一覧。
Liked Songs 自分がいいねボタン(👍)をクリックした曲の一覧。
New 直近でPublicに設定された曲。ここで注目を浴びればTrendingに載る。
Suno Showcase (多分)Suno運営が気に入っている曲の一覧。
Animal Party (多分)同上
High quality, low fidelity: Lo-fi (多分)同上

(多分)の部分が多いですが、詳しい説明や仕様が提示されていないので仕方がないのです…

プロフィールを編集・確認する

アカウントアイコンをクリックして表示されるメニュー上のEdit ProfileView Profileからプロフィールの編集・確認が可能です。

プロフィールのアクセスURLとなる「Handle」に利用できる文字列は他のユーザーと重複できないので、好きな文字をURLとしたいのであれば早めに設定した方が良いかもしれません。

参考までに、私(@genaisum)のプロフィールは以下のとおりです。

Tips

「Bark」と「Chirp」について

公式のガイドを見ると「Bark」と「Chirp」の記載がありますが、Suno AIは音声に特化した「Bark」と、ボーカルを含む音楽の生成に特化した「Chirp」と呼ばれる2つの生成AIモデルを使用しています。

ということを前提として、Webブラウザ版Suno AIで使われているのは「Chirp」の方です。

Discord版だとBarkを選択することも可能ですが、Barkではメロディが作られないので音楽を生成する目的であれば不要と言えます。

使用した感想

音楽の知識が無くてもなんとなくそれっぽい曲が作れるのは面白いですね。

最近はYoutubeなどでもSuno AIを使用した楽曲を用いた動画が増えてきており、関心度が高まってきているのではないでしょうか。かくいう私もV3のリリースにあわせて以下のような動画を投稿していますし。

…まぁ理想の曲を本気で作ろうと思うと無料枠の50クレジット/日では何日掛かるかわからないので、ハマればいずれはサブスクリプション登録に行き着くのだろうとは思いました。

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