Midjourney(ミッドジャーニー)

画像生成

Midjourney(ミッドジャーニー)はDiscordおよびWebブラウザ上で利用可能な画像・動画生成サービスです。

Stable DiffusionやDALL-Eと並んで画像生成AI黎明期を支えている業界の重鎮とも言うべき技術・サービスであり、現在(2026年6月)においても機能・品質ともに申し分のない内容となっています。

しかしながら、Midjourneyは基本的にサブスクリプション登録を前提としたサービス展開をしているため、ある意味では敷居が高いとも言えるでしょう。

運営組織について

Midjourneyはアメリカ・サンフランシスコに設立された「Midjourney Inc.」によって運営・提供されているサービスです。

2022年7月12日にサービスがリリースされて以降、継続的にアップデートを繰り返しており生成AIの研究に熱心な様子が伝わります。特に2025年には動画生成機能もリリースされたことでさらなる進化を遂げました。

アクセス&アカウント登録方法

前提として、利用するにはサブスクリプション登録が必須です。

また、以降はWebブラウザ版Midjourneyについての説明を記載しています。

①任意のWebブラウザからMidjourneyにアクセスする

https://www.midjourney.com/homeにWebブラウザからアクセスし、ページ下部にある「Sign Up」をクリックします。

レトロ感のあるトップデザイン

②ログイン方式を選択する

ログイン用のウィンドウが表示されたら、任意のログイン方式を選択します。

2026年6月時点で選択可能なログイン方式は以下の通り。

  • Discordアカウント連携
  • Googleアカウント連携

最初からWebブラウザ版Midjourneyを利用する場合はGoogleアカウント連携によるログインが最も単純です。

以前にDiscord版Midjourneyを利用していた場合は「Log in」ボタンからDiscordアカウントでログインすると良いでしょう。

③ログインできていることを確認する

Midjourneyのメインページに遷移していればログインは正常に完了しています。

利用料金について

Midjourneyの利用にはサブスクリプション(課金)が必須であるため、画面左下のユーザー名をクリックし「Manage Subscription」を選択のうえ、好みのプランを選択しましょう。

ちなみに私はPro Plan加入中です

サブスクリプション登録により解禁される機能・サービスは以下の通りです(個人的にオススメの箇所は緑でマーク)

項目 Basic Standard Pro Mega
Fast Hours 3.3 15 30 60
動画画質(SD)
動画画質(HD)
商用利用
Fast Hoursの追加購入
同時高速画像生成ジョブ数 3 3 12 12
同時高速動画生成ジョブ数 1 2 6 12
画像のアップロード
無制限のリラックス画像生成
無制限のリラックス動画生成(SD)
ステルスモード

画像・動画のいずれに対しても、高速(Fast/Turbo)生成時にはFast Hoursと呼ばれる持ち時間を消費します。これはMidjourneyサーバGPUの消費に合わせて減少するサイト内通貨のようなものであり、他のAIサービスで言うところのクレジットとほぼ同義です。

ということで、どのような行動に対してどの程度Fast Hoursが消費されるかの一覧が以下です。

アクション 消費量目安(分)
画像生成(4枚) 1
バリエーション生成 1未満
アップスケール 2
人物参照(Omni Ref) 2
SD動画生成(4パターン) 8
HD動画生成(4パターン) 26

動画生成に関しては1度の処理における生成数を1、2、4パターンと制御できるため、Fast Hoursが心許ない場合や生成結果を取り敢えず試してみたいなどといった場合は下げておくとよいでしょう。

なお、上記の消費量はFast生成時の場合であり、Turbo生成を利用した場合は生成速度・消費量ともに2倍になります。

画像生成においてVersion8以上を選択した場合はTurboの項目がありません。なぜならFastの段階で爆速だからです。

 

生成速度についてはサーバの状態や利用状況にも依りますが、Relaxだと数分~30分、Fastだと数十秒~数分、Turboだとその半分…といった具合です。消費量=生成に掛かる時間では無い点にはお気をつけください。

本格的に利用するのであれば画像生成数の制限が実質的に無くなる「Unlimited Relaxed generations」が利用できるStandard Plan以上がオススメです。

Midjourneyの使い方

テキストから画像 or 画像から動画を生成する

メインページ上部のテキストボックスに生成したい画像の説明(プロンプト)を入力しEnterキーを押下することで4枚の画像が生成されます。生成された画像は「Create」メニューから確認できます。

 

プロンプトに使用する言語に関して、Version7以前は英語以外の言語だと上手く解釈してくれないこともありましたがVersion8以降は日本語でも正しく認識してくれます。

生成速度の違いも相まってVersion7以前で画像を生成する機会も減るかと思いますが、あえて利用するならChatGPTなどに「Midjourney用のプロンプト書いて。内容は…」のように指示をすると効率は上がるでしょう。

使えるものは使いましょう

 

生成画像の質は全体的に高く、例えば上記のプロンプトを使用した場合は以下のような画像が生成されます。

Version8.1で生成

 

生成された画像をクリックするとダウンロードはもちろんのこと、各種調整などを行うことも出来ます。

画像編集、動画化に関する機能説明は以下の通り。

項目名 説明
Vary 類似画像を生成する(バリエーション生成)
少しだけ変えるSubtileと、大胆にアレンジするStrongから選択可能。
Upscale 高解像度化する。
元の画像を比較的忠実に再現するSubtileと、結構な加筆を行うCreativeから選択可能。
Remix 元の画像をベースとしてプロンプトを追加で入力し修正を加える。詳細な調整が可能なバリエーション生成。
こちらもSubtileとStrongから選択可能。
Pan 元の画像をベースとして、各方向に描画領域を拡張・加筆する。
拡張されることでアスペクト比率が変わるので素材として用いる場合はやや注意が必要。
Zoom ズームアウトする(カメラ位置を離す)
ズームインでは無い点に注意。
More 元の画像に対して実施した内容を再実行するReturnと、元の画像を専用のエディタで編集するEditが選択可能。
Editでは部分的な削除や編集のほか、アスペクト比率の変更も可能(ステキ)
HD Version8以上で生成した場合に選択可能。
解像度を上げた状態で再生成を行う。Upscaleと異なり画像は完全新規となるため注意。
Use 元の画像をベースとして異なる画像の生成時に組み込む機能。一貫性を保つ画像を生成するのにほぼ必須。各項目の説明は以下。

Image:画像内の要素(背景、人物、構図等)を反映させる。

Style:画像のタッチを反映させる。

Prompt:プロンプトをテキストボックスにコピーする

Animate Image 画像を動画化する。
Animate Manuaryを選択するとプロンプトで動きを指定できる。
AutoやLoopを選択した場合は自動で生成される。
Low/High Motionは動きの大きさの有無。

 

上記は生成した画像に対するオプションですが、画像生成時にもいくつかのオプションがあり設定することが可能です。順番に確認していきましょう。

①画像参照に関するオプション

左側のアイコンをクリックすると参照画像に関する各種設定を行うことが出来ます。

項目名 説明
Start Frame 動画化したい画像を選択する。
Start Frameが選択された状態だと動画終わりの画像を指定する「End Frame」の項目が追加されるが設定は任意。
Image Prompts 添付した画像の要素を反映させる。複数指定可能。
Use > Imageと同じ。
Style References 添付した画像のタッチを反映させる。複数指定可能。
Use > Styleと同じ。
Omni Reference 人物画像を参照させることで、他の画像に当該人物を反映させる。
同一人物に対して複数のカットを作成したい場合などに重宝する。

②画像生成に関するオプション

右側のアイコンをクリックすると画像のサイズやモデルの設定などを変更することが可能です。

項目名 説明
Aspect Ratio 画像のサイズ(アスペクト比率)を指定する。
Version 画像生成モデルを指定する。現在の最新は8.1
Standard、Draft(V7以下)、HD(V8以上)はそれぞれ生成速度や品質に影響する。基本的にはStandardで良い(個人の感想)
Raw 生成される画像の方向性を決める。
Rawはリアル(実写)寄りの画像が生成されやすい。
Stylization 画像の補正・修正に対する強度。Midjourneyはこれを「芸術性」と呼称している。
数値を高くするほど芸術性が高まり、結果的に綺麗な画像が生成されやすくはなるがプロンプトに入力した内容からも徐々に乖離していく。
Weirdness 画像に奇妙なアクセントを加える場合の強度。
数値を上げれば上げるほど妙な画像が生成されやすくなる。
通常の画像生成にマンネリ化してきた人向けの機能。
Variety 画像の多様性に対する強度。
Weirdnessとどう違うのか?といったところについては、Weirdnessはあくまでもプロンプトの内容を踏襲しつつアクセントを加えているのに対し、Varietyは生成される画像の大元から手を加えることでランダム(≒再現性がない)に近い画像を生成させることが出来る。
Speed 生成速度の指定。
Relax→Fast→Turboの順に生成速度が上がるがFast Hoursの消費も相応に増える。
Video Resolution 動画化する際の画質。
SDよりもHDの方が高画質だが生成速度は遅くFast Hoursの消費も大きいため乱用は出来ない
※Starting Frameに画像を設定している場合に有効
Video Batch Size 一度に生成される動画の数。
Fast Hoursの消費は動画1つ単位で行われるため、場合によっては1や2を指定することも考慮してよい。
※Starting Frameに画像を設定している場合に有効

…とまぁ、このように多種多様なオプションがあるので最初は戸惑うかもしれませんが、使っていくうちに慣れるのでご安心ください。

生成サンプル

上記で紹介した各種機能について使用頻度が高いと思うものに関して、実際の生成画像等とともに整理し動画化しましたので宜しければご確認ください。

ちょっと古いですが雰囲気は大体掴めると思います。

使用した感想

有名な画像/動画生成AIサービスなだけあって、生成される内容は基本的に高水準です。

サブスク登録をしていない場合は自分で画像を生成することは出来ませんが、他のユーザが生成した画像は見ることは出来るので出力内容を見て登録の判断をしてみても良いでしょう。

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