Canva(キャンバ)

画像生成

Canva(キャンバ)はWeb上で利用可能なデザイン作成サービスであり、ブロガーやYoutuberなどネット上で何かしらの創作活動をしているユーザーにとっては馴染み深いサービスと言えます。

生成AIを活用した機能はCanvaでも多く取り入れられており、従来のプレゼン資料作成ツールに留まらないサービスへと進化していることから、過去にCanvaを利用していたけどしばらくアクセスしていないなぁ……というユーザーもあらためて確認してみると良いでしょう。

運営組織について

Canvaは2013年にオーストラリア・シドニーで設立された「Canva Pty Ltd」によって運営されているサービスです。

サービスのリリースも2013年であり、既に10年以上提供され続けていることからWebサービスとしては結構な老舗と言えるでしょう。

同社は2018年から複数の企業を買収しており、企業としての力も非常に強まってきています。今後の動向も見守っていきたいですね。

アクセス&アカウント登録方法

Canvaの利用にはアカウントの登録が必須です。アクセス方法から順に説明していきましょう。

① Canvaにアクセスする

任意のWebブラウザからhttps://www.canva.com/ja_jp/にアクセスし、画面右上の「登録」をクリックします。

自画自賛

② ログイン方式を選択する

任意のログイン方式を選択します。

「別の方法で続ける」をクリックするとわかりますがありとあらゆるログイン方式が備わっています。具体的には以下。

  • Appleアカウント連携
  • Googleアカウント連携
  • Yahoo!Japan ID連携
  • LINEアカウント連携
  • Facebookアカウント連携
  • Microsoftアカウント連携
  • Cleverアカウント連携
  • メールアドレス&パスワード認証
  • 電話番号認証

メジャーどころで無いのはDiscordアカウント連携ぐらいでしょうか。

③ ログインできていることを確認する

ログイン後、メインページが表示されていればログインは正常に完了しています。

利用料金について

無料でも十分に利用可能ですが、より高度な機能を利用したい場合はサブスクリプションの登録を検討しても良いでしょう。

メインメージ上部の「設定」から「プランと価格」>「価格を比較」の順にアクセスすると以下のようなラインナップが表示され、そのまま登録が可能です。

Canvaの使い方

生成AIの機能はデザイン作成時に利用することが出来ます。なのでまずはメインページ左上の「+ デザインを作成」から任意のデザインを作成しましょう。

 

デザインの編集画面に移動したら、画面左側のメニューから「アプリ」を選択し、その中にある「AIを活用」を選択すると様々なAIツールを利用することが出来ます。

 

それでは、この中から適当なAIツールをピックアップして紹介していきましょう。

DALL-E

DALL-EはOpenAI社が開発した画像生成AIであり、テキストボックスに生成したい画像の説明を入力するとテキストの内容に沿った画像が生成されます。

試しに生成した例が以下。

A Japanese businessman sitting in meditation at the top of a mountain. He has removed his suit jacket and is wearing a white shirt and slacks, seated calmly on a rock. His expression is peaceful and focused, surrounded by the expansive sky and distant mountain ranges. The scene conveys the crisp atmosphere of an early morning in nature.
(山の頂上で坐禅を組む日本のサラリーマン。スーツを脱ぎ、白いシャツとスラックスの姿で、岩の上に静かに座り込んでいる。彼の表情は穏やかで集中しており、周囲には広がる青空と遠くに見える山々の景色が広がっている。早朝の澄んだ空気感を感じさせる情景)

若干画像のクオリティが低いですが、おそらくは画像生成のモデルが古いのかと思われます。

Canva上でDALL-Eで生成した画像を使用したい場合、最新モデルである「DALL-E3」が利用可能なChatGPTImage Creatorで画像を生成し、Canvaにアップロードすると良いかもしれません。

Imagen

ImagenはGoogle社が開発した画像生成AIであり、テキストボックスに生成したい画像の説明を入力するとテキストの内容に沿った画像が生成されます。

以下、DALL-Eと同じテキストを入力した際の生成例です。

機能としてはDALL-Eと同様ですが少なくともCanva上の「DALL-E」よりは後発のサービスであると思われ、モデルの精度を比較すると結構な開きがあります。

なお、GoogleがリリースしているImageFXでも同様のことが出来ます。

Speed Painter

Speed PainterはCanva上でのみ利用可能と思われる生成AIアプリであり、適当な画像をアップロードして描画時間を設定すると手書き風のアニメーション動画が作成されます。

 

生成した動画はダウンロードが可能であるため、Canva以外でも利用することが可能です。ということで生成された動画が以下。速筆ですね。

 

ここで紹介した以外にも多数のAIツールが用意されているので気になったら色々試してみるのも良いでしょう。

使用した感想

Canva自体がAI云々を抜きにして有能なサービスであり、利用価値は非常に高いと感じます。

ちなみにこのブログで使用しているヘッダーデザインや各記事のサムネイルもCanvaで作っていますが、AIを活用しているとは言い難いのでそのうちAI機能を使いこなして前衛的ななにかに仕上げていきたいと思っています。

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