Microsoft Copilot(コパイロット)/Bing AI ChatはMicrosoftが開発・提供している文章生成AIです。
ChatGPTの中身でもあるOpenAIを流用したサービスですが、ChatGPTとは異なりナレッジカットオフ(データ蓄積の期間)の概念がなく、Web検索による最新情報を元に回答するといった特徴があります。
類似のサービスとしてはGoogleが提供しているBardなどが挙げられますね。
アカウント登録方法
Microsoft Copilot専用のアカウントは存在せず、Image Creatorと同様にMicrosoftのアカウントを流用しています。
Bing AI ChatであればMicrosoftアカウントも不要ですが、アカウントがあればMicrosoft Rewardsと呼ばれるポイントを獲得できたりするため出来れば作成しておいたほうがお得でしょう。
利用料金について
利用は完全無料であり、課金要素も一切ありません。
Microsoft Copilot/Bing AI Chatで出来ること(抜粋)
「出来ること」の一言では表せないほど大量に出来ることはありますが、適当にピックアップして挙げていきます。
使用例1:チャット
チャット形式のインタフェースである以上、もちろんチャットが可能です。例えば以下のようなくだらない質問に対しても真摯に回答をしてくれたりなど。
リンクも貼ってくれるので事実確認(ファクトチェック)も容易です。まぁ、不動産投資はしませんが。
それと、Microsoft Copilot/Bing AI Chatの特徴として画像を分析して回答することも可能です。例えば以下のような。
このように、質問には全く答えてくれませんでしたが画像を分析している様子は伝わります。
ちなみにこの画像はImage Creatorで生成したものでありプライバシーや個人情報を毀損するものではございません。
使用例2:問題作成
おおよそ全てのチャット系AIで実現可能なことですが、計算問題程度であれば簡単に生成させることが可能です。
試しに2種類の問題を作らせてみましょう。
小学生向け算数
以下の例では小学生向け算数の問題集をAIに作らせる様子です。
検算してみましたが全問正解です。素晴らしいですね。
高校生向け数学
大学受験を控えた学生向けの問題も作成できます。例えば以下のような。
これらの回答は「詳細情報」に挙がっているWebサイトからの流用だったりすることもままあるのですが、それでも自分で一から調べるよりは効率的であることとファクトチェックが容易であることはMicrosoft Copilot/Bing AI Chatの利点だと言えます。
使用例3:画像生成
MicrosoftがImage Creatorを提供していることから、チャット上で指示を与えることでイラストを描かせることが可能です。
わざわざImage Creatorにアクセスしなくても画像の生成が可能ということで、楽ですね。
使用した感想
名称のややこしさはともかく対話型のチャットAIとしては非常に使いやすいのではないでしょうか。
Image Creatorを含めてMicrosoftのサービスを他にも利用しているのであれば、他の文章生成AIよりこのチャットAIを優先して利用してみても良いでしょう。