Notion AI(ノーション エーアイ)

文章生成

Notion AI(ノーション エーアイ)はWeb上で利用可能な文章生成AIです。

Notion自体は複数人で作業を行うためのワークスペースであり主に業務利用を目的としたユーザが多い印象ですが、AI機能がリリースされたことでやや間口が広がった気もします。

運営組織はアメリカのNotion Labs, Inc.であり、同社のメインプロダクトであるNotionがビジネスツールとして世界に認知されていることから安心感には定評があります。

アクセス&アカウント登録方法

Notion AIの利用にはアカウント登録が必須です。

ここからはNotion AIへのアクセスとアカウント登録の方法を順番に説明していきます。

①WebブラウザからNotion AIにアクセスする

任意のブラウザからhttps://www.notion.so/ja-jp/product/aiにアクセスし、画面右上の「ログイン」をクリックします。

②ログイン方式を選択する

任意のログイン方式を選択します。

私の場合は「Googleアカウントでログインする」を選択

2024年2月時点で選択可能なログイン方式は以下のとおりです。

  • Googleアカウント連携
  • Appleアカウント連携
  • Eメールアドレス&パスワード認証
  • SAML SSO認証
③Notionの用途を選択する

Notionの利用用途を選択して「続ける」をクリックします。

私の場合は「個人で利用」を選択

④ログインできていることを確認する

トップページが表示され、画面右上にユーザー情報が表示されていればログインは正常に完了しています。

利用料金について

無料プランの場合、AIの機能を利用できるのは20回までとなっており、それ以上利用する場合はサブスクリプション登録が必要です。

登録は画面右メニューの「設定」>「アップグレード」から行うことが出来ます。

ここで一点注意ですが、NotionのAI機能に関するサブスクは現在のプランに追加する形で行われます。

Notion自体にはプラスプランやビジネスプランなどの有料プランがありますが、それらにAI利用のプランが付属しているわけではありません。

Notion AIで出来ること(抜粋)

ここからはNotion AIで出来ることをいくつか抜粋して紹介してみます。

いずれも画面左メニューの「新規ページ」から「AIを使用して文章を作成….」をクリックすることで実施可能です。

AIにブログを書かせる

「ブログ投稿…」をクリックすると「次についてブログ記事を執筆:」と入力されたテキストボックスが表示され、内容を入力することでAIがブログの文章を生成します。

試しに「生成AI利用におけるメリットとデメリット」と入力してAIに書かせてみると…

このように文章をモリモリ生成していきます。

さらに、生成が完了した段階で更にAIを使用して文章に手を加えることも可能です。

試しに、AI機能の一つにある「トーンの変更」から、生成された文章をフレンドリーに書き直してもらうと…

このようにフレンドリーな文章になりました。

AIに求人募集のメールを書かせる

「求人募集メール」をクリックすると「次について求人募集メールを作成:」と入力されたテキストボックスが表示され、内容を入力することでAIがメール文を生成します。

試しに「システムインテグレータ」と入力してAIに書かせてみると…

このように求人募集っぽい雰囲気の文章を生成してくれました。

まぁ…あまり日本的な表現では無く違和感が凄いので、少なくとも国内の求人募集に活用できるかは微妙なところですが。

AIにプレスリリースを書かせる

「プレスリリース…」をクリックすると「次についてプレスリリースを作成:」と入力されたテキストボックスが表示され、内容を入力することでAIがプレスリリースを生成します。

試しに、2024年2月現在で巷を騒がせているApple Vision ProについてのプレスリリースをAIに書かせてみると…

AIがどこまで情報を掴んでいるのかはわかりませんが、いかにもな文章を生成してくれました。

ちなみにApple Vision Proはまだ日本国内での販売はありませんが、Amazon等で購入することは可能です。お値段はおよそ¥800,000と超々高額であり迂闊に手を出せる代物ではありません…

利用した感想

Notion自体は各種作業を行うためのツールであってAI機能がメインではないはずなのですが、非常に高度な文章を生成してくれました。

無料プランだと20回までしかAIの機能を利用できないのがネックではありますが、毎月10ドルを支払うことで制限なくAIの機能を利用することが出来るということで、NotionをAI以外の用途でも利用するのであれば購入を検討してみるのも良いかもしれません。

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