Perplexity AI(パープレキシティ)はWebやスマホアプリ上で利用可能な検索AIサービスです。
ChatGPTやBing AI Chatのような対話型のチャットと言うよりは、どちらかと言えばGoogleのような検索エンジンとしての利用が主となっているのが特徴でしょうか。
運営組織はサービス名と同じPerplexity AI社と呼ばれるアメリカの企業です。2022年に設立されたスタートアップ企業であり、今後の活躍にも期待ですね。
アクセス&アカウント登録方法
Perplexity AI自体はアカウント登録無しでも利用できますが、後述するCopilotやファイルアップロードなどを利用する場合にはアカウント登録が必要です。
ここからはPerplexity AIへのアクセスとアカウント登録の方法を順番に説明していきます。
①WebブラウザからPerplexity AIにアクセスする
任意のブラウザからhttps://www.perplexity.ai/にアクセスし、画面右の「Sign Up」をクリックします。
②ログイン方式を選択する
任意のログイン方式を選択します。
2024年2月現在、選択できるログイン方式は以下の通りです。
- Googleアカウント連携
- Appleアカウト連携
- Eメールアドレス&パスワード認証
③プロフィールを登録する
ログイン方式を選択後、アカウントのアバターとユーザー名の入力を求められるので、適当に入力し「Continue」をクリックします。
④サブスクリプション登録をする(任意)
機能の豊富なPro版への移行(サブスク登録)を勧められますが、不要であれば「Skip」をクリックします。
⑤スマホアプリをインストールする(任意)
スマホアプリ版の利用をやんわりと勧められますが、不要であれば「Finish」をクリックします。
⑥ログインできていることを確認する
トップページに遷移し、画面右下に③で入力したアカウント情報が表示されていれば、ログインは正常に完了しています。
利用料金について
通常の利用であれば費用は掛かりませんが、より高度な機能を利用したい場合はトップページ右下の「Learn More」から有料のPro版に登録することが可能です。
Pro版で出来ることは以下の通りです。
- Copilot検索が無制限で利用可能
AIが質問の中身を理解し、複数の情報ソースを元に詳細な回答を生成します
ちなみに無料版だと4時間で5回だけ利用できます - ファイルのアップロードが無制限で可能
ソースコードやPDFを添付することで内容説明・要約・翻訳などが出来るようになります
業務効率化に一役買えるかもしれません
ちなみに無料版だと一日に3回だけ利用できます - AIモデルが選択可能
流行りのGPT-4などが選択できるようになり、検索の精度が向上します - APIが利用可能
Perplexity AIの機能を別のシステムやサービスで利用できるようになります
開発者向けの機能ですね
Perplexity AIで出来ること
通常の使い方
トップページ中央のテキストボックスに適当な質問を入力することで利用可能です。
試しに「Perpexity AIとはなんですか?」と質問を入力すると以下のような回答が返ってきました。
情報ソース(Sources)と関連する質問(Related)も併記してくれているので、基本的な質問に対しての回答は盤石であると言えるでしょう。
Copilot検索を利用する
テキストボックスの右側にある「Copilot」と書かれたトグルスイッチをクリックすることでCopilot検索が利用できます。
Copilotを有効にした状態であらためて「Perpexity AIとはなんですか?」と質問を投げてみたところ、以下のような回答が返ってきました。
情報ソースの範囲が広がり、生成される回答も高度なものになっています。
ファイルアップロード機能を利用する
テキストボックスの左側にある「Attach」をクリックして任意のファイルをアップロードすることが可能です。
試しに「日本国憲法」が書かれたPDFファイルを添付し、「何について書かれた文章なのかを簡単に説明してください」と質問をしてみた結果が以下。
悪くは無いですがやや物足りない結果ですね。
ただ、ここで「Copilot」機能を有効にして同様の質問をしてみると…
ご覧のようにAIが質問の意図を汲み取り、最適な回答を得ることが出来ました。
使用した感想
素の状態だと並の検索エンジンですが、Copilot機能を使うことで遥かに高精度な検索AIとして利用することが出来ている印象です。
利用回数に制限はありますが無料でも使えないことはないので、取り敢えずブックマークに入れておいても良いのではないでしょうか。