Canva(キャンバ)はWeb上で利用可能なデザイン作成サービスであり、ブロガーやYoutuberなどネット上で何かしらの創作活動をしているユーザーにとっては馴染み深いサービスでもあります。
運営組織はオーストラリアのCanva Pty Ltdであり、2013年に創立された老舗とも言うべき組織です。
最近の生成AIブームに乗ってかCanvaでもAIを利用した機能が導入され始めているため、以前Canvaを利用していたというユーザーも改めてアクセスしてみると良いでしょう。
アカウント登録方法
Canvaの利用にはアカウントの登録が必須となっていることから、まずはアカウント登録方法を説明していきます。
①任意のWebブラウザからCanvaにアクセスする
https://www.canva.com/ja_jp/にアクセスし、画面中央の「無料で登録する」をクリックします。
②ログイン方式を選択する
好みのログイン方式を選択します。
2024年1月時点で選択可能なログイン方式は以下の通りです。
- Googleアカウント連携
- Facebookアカウント連携
- Eメールアドレス&パスワード認証
③利用目的を答える
アカウントの登録が完了したら以下のように利用目的を聞かれるので正直に回答します。
④ログインできていることを確認する
ログイン後のメニューページに遷移できていればログインは正常に完了しています。
利用料金について
無料利用の場合は一部の機能に制限が設けられているため、本格的に利用するのであればサブスクリプション登録を検討しても良いでしょう。
Canvaで出来ること(抜粋)
ここからはCanvaで利用可能な生成AIについて説明をして……いきたいところですが、それはもう大量に存在しており多分これからも増え続けるかと思うので、概要の説明程度に留めておきます。
いずれの機能もデザイン作成画面にて実施できるため、まずは「デザインを作成」をクリックしましょう。
デザイン画面に遷移したら、左側のメニューから「アプリ」をクリックして表示されるメニュー内に「AIを活用」の項目があるので、そこから任意の生成AIサービスを選択して利用します。
折角なので「人気」の項目に挙がっている生成AIアプリをいくつか使ってみましょう。
人気No.1:マジック生成
マジック生成は作りたい画像/動画の説明(プロンプト)を入力することでAIが自動的に生成してくれる機能です。
無料プランでも利用できますが画像生成は50回、動画生成は5回が限度となっており、それ以上利用する場合は有料プランへの加入が必要です。
それでは試しに画像と動画をそれぞれ生成してみましょう。プロンプトはCanvaが指定したものをそのまま使い、画像のスタイルは「写真」にしておきます。
AI画像生成
一度に画像が4枚生成されます。どの画像生成ツールを使っているのかは非公開情報ですが、特に違和感の無い画像が生成されているように思えます。
AI動画生成
動画が1つ生成されます。こちらも画像生成と同様にローカルへのダウンロードは出来ず、Canva内での利用のみ可能です。
動画生成の提供はRunwayとのことで、信頼のおける提供元だと個人的には思います。
人気No.2:Anime Style
プロンプトを入力することでアニメイラストが生成される機能です。
試しにプロンプトの例文にもある「Girl at fall colors with mountains」と入力して「Create」をクリックしてみると…
ご覧のようにアニメスタイルのイラストが1枚生成されました。
こちらもマジック生成と同じく画像を直接ローカル環境へダウンロードすることは出来ませんが、どうもAnime Styleの利用はクレジットの消費が無さそうなので何回でも利用できるような気がします。
人気No.3:DALL-E
プロンプトを入力することで様々なテイストの画像が生成可能な機能です。
なお、DALL-EはCanvaの他にもChatGPT PlusやImage Creator from Designerでも利用可能です。
無料プランにおける利用可能回数は3回で、1回につき2枚の画像が生成されます。
それでは試しに「A painting of a fox in the style of Starry Night」と入力してみると…
上図のような芸術的な画像が生成されました。
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と、ここまでがこの文章を書いている時点における人気アプリです。
上記で紹介した以外にもAIを使った機能はたくさんあるので、ぜひ試してみると良いでしょう。
使用した感想
Canva自体がAI云々を抜きにして有能なので登録する価値は高いです。単純にブログはもちろんのこと、YoutubeやInstagramのサムネイル作成にも役立ちます。
私はせいぜいサムネイル作成ぐらいでしか利用しませんが、Canvaを本格的に利用されるのであればAI機能も使いこなせると効率的かもしれませんね。