NovelAI(ノベルエーアイ)

文章生成

NovelAI(ノベルエーアイ)はWeb上で利用可能な文章生成サービスであり、アメリカのAnlatan社によって運営されています。

名前(Novel)の通り小説を書くのに適したサービスですが、有料プランに登録するか都度費用を支払うことで画像の生成も行うことが可能です。

文章生成であっても無料プランだと利用回数に制限が設けられていますが、お試しとして50回の生成まではアカウントすら不要で利用可能であるため、興味があるならまずは触ってみると良いでしょう。

アクセス&アカウント登録方法

先述の通りお試し利用であればアカウント登録は不要ですが、折角なのでサイトアクセス方法も含めて以下に説明を記載していきます。

①任意のブラウザからNovelAIにアクセスする

ブラウザからhttps://novelai.net/にアクセスし、画面右上にある「ログイン」をクリックします。

②Sign Up画面に進む

以下の画面に遷移したら、右上の「Sign Up」をクリックします。

③メールアドレスを登録する

メールアドレスと任意のパスワードを入力し「Start Wrinting!」ボタンをクリックします。

④アカウント確認メールを開封し、リンクをクリックする

先程の画面で入力したメールアドレス宛に対してNovelAIからアカウント確認のメールが送信されるので、内容を確認しリンクをクリックします。

⑤ログイン画面に進む

リンクをクリックすると以下のような画面に遷移するので「Email Confirmed. You can now login.」と表示されていることを確認後、画面上部の「Log In」をクリックします。

⑥必要な情報を入力しログインする

ログイン情報入力画面に遷移したら、③で登録したメールアドレスとパスワードを入力し「Sign In」をクリックします。

⑦ログインできていることを確認する

NovelAIのメインページに遷移し、画面右上の表示が「Manage Account」となっていればログインは完了です。

利用料金について

無料利用だと文章生成50回までと制限があるため、継続利用する場合はサブスクリプションへの登録が必要です。

登録はトップページ右側の「アカウント設定」から「現在のティア」より行なえます。

15ドルのプランは10ドルのプランと大差ない

Anlasと呼ばれるサービス内通貨は主に画像生成時に必要となりますが、月25ドルのOpusプランが10,000Anlasと他のプランと比べてぶっ飛んでいるので、本格利用を考えるのであればOpusプランへの加入を検討してみるのも良いでしょう。

NovelAIで出来ること(抜粋)

物語を作成する

NovelAIなので勿論物語を作成することが出来ます。

トップページの右下にある「新しい物語」をクリックし、「Storyteller」「Text Adventure」を選択することで物語が始まります。

それでは順番に解説していきます。

Storyteller

ある程度の方向性をユーザーが入力し、続きの文章をAIに書かせるモードです。

「Enter your prompt here…」に冒頭の文を記載することで処理が始まります。

例えば…冒頭に「適当な文章」と入力した場合、それに続けてAIが以下のような文章を描いてくれました。

なんだか頭が痛くなる文章ですね…

上図の例ではAIに冒頭以降の文章を全て書かせていますが、AIの筆が止まったタイミングで適宜ユーザー側で文章を追加することも可能です。

例えば以下のような。

急に叫んだらカンニング対象関係なくガン見するだろうよ

上図の例では、黄色の文字がユーザーが記載した導入文、白色の文字がAIの生成した文章、青色の文字がユーザーが追加した文章…となります。

Text Adventure

AIとチャット形式で物語を生成するモードです。感覚としてはTRPGに近いものがあります。

「Enter your prompt here…」に導入文を記載することで処理が始まります…が、このモードに関しては日本語に対応していないため、やや敷居が高いかもしれません。

一応、軽く試してみました。

なるほどね

翻訳は以下。

User > Let’s play game
(ゲームをしましょう)

AI > The moment you begin playing the game, the room starts to transform itself, bit by bit, into the setting for the game. find yourself on the banks of a deep river, with a wide but shallow expanse running down the middle, where the river seems to be fordable,
(ゲームをプレイし始めると、部屋が少しずつゲームの舞台へと変化し始めます。
あなたは深い川の岸辺にいることに気づきます。幅は広くても浅い川が真ん中を流れており、川は渡れるように見えます)

User > I try to cross the river on foot.
(歩いて川を渡ろうとします)

AI > You step into the water, which is a few inches deep and flowing gently. As your feet sink into the soft mud, a pair of large hands reach out from the water and drag you under.
(水の中に足を踏み入れると、深さは数インチで、穏やかに流れています。足が柔らかい泥の中に沈むと、大きな手が水中から伸びてきて、あなたを下に引きずり込みます)

User > I used the harpoon in your hand to stab the large hand that came out of the water.
(手に持った銛を使って、水の中から出てきた大きな手を刺しました)

AI > Your harpoon pierces one of the hands and it withdraws, allowing you to surface once more.
(銛が片方の手に突き刺さると銛が引っ込み、再び水面に浮上できるようになります)

冒頭でも記載したように、AIがユーザーの発言をもとにストーリーを進行させていく、TRPGにおけるゲームマスターのような役割を果たしています。

日本語も使えればより楽しめるかもしれませんね?

使用した感想

面白いサービスであることは間違い無いのですが、普段の生活においてこれを有効活用できそうな場面がちょっと思い浮かばないですね……書き出しがよろしくないのかもしれませんが、どうしてこう、なろう系みたいなノリになるのだろうか。

どうやら日本国内におけるNovelAIの主な用途は画像生成のようで、本末転倒感が凄い。

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