chichi-pui(ちちぷい)はWeb上で利用可能なAI画像投稿コミュニティです。
わかりやすく例えるならAI画像に特化したpixivでしょうか。似たようなサービスだとSeaArt AIも近いですかね。
それはそれとしてメインコンテンツはAI画像の投稿を主としたコミュニケーションです…が、サイト上での画像生成機能も備わっており、クオリティも他の画像生成サービスに劣っているわけでもないので興味があるなら利用してみるのも良いでしょう。
ちなみに運営組織は株式会社ccppという日本企業です。是非これからも邁進いただきたいですね(日本贔屓)
アクセス&アカウント登録方法
健全な投稿画像の閲覧だけであれば不要ですが、画像生成を行う場合や健全とは言い難い投稿画像の閲覧を行う場合はアカウントの登録が必須です。
以下、Webサイトへのアクセス方法から順を追って解説していきます。
①任意のWebブラウザからchichi-puiにアクセスする
ブラウザからhttps://www.chichi-pui.com/にアクセスし、画面右上の「ユーザー登録する」をクリックします。
②ログイン方式を選択する
任意のログイン方式を選択します。
2024年2月時点で選択可能なログイン方式は以下の通りです。
- Twitter(X)アカウント連携
- Googleアカウント連携
- GitHubアカウント連携
他のサービスと比較して、やや珍しい方式を取っていますね。
③AI術師をフォローする(任意)
『AI術師とつながろう!』と言われるので気になるAI術師がいればフォローボタンをクリックし、気が済み次第「フォローして登録完了」をクリックします。
なお、気になる術師がいない場合はそのままスルーすることも出来ます。
④ログインできていることを確認する
トップページに遷移後、「作品を投稿する」ボタンが表示されていればログイン完了です。
利用料金について
画像生成には「pui」と呼ばれるサイト内通貨(ポイント)が必要です。
puiは初回ログイン時に50獲得出来るほかデイリー報酬として毎日50puiを獲得することが出来ます。また、無料入手分とは別に購入することも可能です。
画像生成1枚につき5〜20puiを消費するため、chichi-puiで本格的に画像生成をするのであれば購入を検討するのも良いでしょう。
購入は画像生成ページから「追加する」をクリックすることで行なえます。
なお、購入したpuiには60日間の有効期限があるため、購入したからには失効する前に使い切るようにしましょう。
chichi-puiで出来ること
出来ることを大別すると「他の人が生成した画像を見る」か「自分で画像を生成する」になりますが、画像の見方については生成AIとあまり関係が無い領域になるのと、多分サイトにアクセスすれば感覚的にわかるかと思うのでここでの説明は割愛します。
テキストから画像を生成する
①トップページから「画像生成」を選択する
ヘッダーメニューにある「画像生成」をクリックします。
②モデルを選択する
左側のメニューにある「モデル」から任意のものを1つ選択します。
なお、モデルによって消費するpuiや選択できるサイズが異なります。
上図の中では「EMERALD」の消費puiが特に多いですが選択できる画像サイズも大きいです。
③プロンプトを入力し「○pui生成」するをクリックする
任意のプロンプトやネガティブプロンプトを入力し「○pui生成する」をクリックします。
プロンプトは基本的に英単語をカンマ区切りで羅列する形を取りますが、「キーワードから選択」から項目を選択してプロンプトに自動入力させることも可能です。
例えば上図で入力しているプロンプト「1girl, maid, twin tails, blonde hair, golden eyes, maid clothes, classroom」は、キーワードからそれぞれ選択しています。
④生成された画像を確認する
しばらくすると画像が生成されるため、出来上がりを見て腕を組み深く頷きます。
ここまでが画像生成の基本の流れです。あとはプロンプトを変えたりしながら自分好みの画像を生成しましょう。
以下、画像生成ページで設定可能な項目の一覧です。
プロンプト | 生成したい内容。英単語で入力する |
ネガティブプロンプト | 生成したくない内容。基本的にデフォルト設定でOK |
モデル | 生成される画像を構成するフォーマット いわゆる「Checkpoint」 |
サイズ | 生成される画像のサイズ |
解像度を上げる | 生成される画像の解像度を2倍にする 消費puiも2倍 |
生成枚数 | 1度に生成する枚数 puiの消費も枚数に比例して増加する |
シード | 生成される画像の傾向 シード値を固定すると画像の構図も基本的には変わらない |
[詳細設定]サンプラー | サンプリングのアルゴリズム それぞれ特徴があるが基本的にはデフォルトでOK |
[詳細設定]ステップ | 画像生成に掛ける処理数 ステップが大きいほど画像の品質も上がりやすい |
[詳細設定]スケール | 画像生成に対するプロンプトの反映度合い 数値が高いほどプロンプトの内容を忠実に再現しようとする |
使用した感想
画像生成ツールとしてはやや単価が高い印象ですが、生成される画像は高品質であり専門的な知識が無くてもそれっぽい画像が作れるため、なかなか楽しいサービスだと思います。
ただ、どちらかと言えば他の人の生成した画像からプロンプトを学んで他の画像生成サイトに活かす、といった用途のほうがメインかもしれません。
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あとはそうですね、R-15やR-18(アクセス時に警告有)が別カテゴリとして設けられていますが、掲載されている画像がどれも本格的と言うか遠慮の無い感じなので人によってはアクセス注意かもしれません。
余談
chichi-puiの用途の一つに「他の人が生成した画像を見る」と記載していますが、私も気まぐれで画像を上げたりしていますのでよろしければこちらもご贔屓に。