Hedra(ヘドラ)

動画生成

Hedra(ヘドラ)はWebブラウザで利用可能な動画生成AIサービスです。

音声にあわせて画像の口元を動かす、いわゆるリップシンクを可能とするサービスはそれなりに世に出ていますが、Hedraは低コストで且つ簡単な操作で動画を生成することが出来るので気軽に試せるといったメリットがあります。

基本的に無料で利用できるため、興味があるならアクセスしてみても良いでしょう。

運営組織について

Hedraはアメリカ・ニューヨークのHedra Inc.によって運営・提供しているサービスです。

同社は2023年に設立された若めのスタートアップ企業ですが、RedditやXで度々話題に上がる程には注目されているように思われます。

なお、Hedraは会社名でありWebサイト名でもありますが、リップシンク動画の生成に使われているサービス・製品名は「Charcter-1」とのこと。

アクセス&アカウント登録方法

Hedraの利用にはアカウントの登録が必須です。Webサイトへのアクセスと併せて順番に説明していきます。

1. 任意のWebブラウザからHedraにアクセスする

Webブラウザからhttps://www.hedra.com/にアクセスし、画面右上の「Sign In」をクリックします。

2. ログイン方式を選択する

ログイン画面が表示されたら画面下部の「Don’t have an account? Sign Up」をクリックします。

初回ログイン用の画面が表示されたら、任意のログイン方式を選択します。

2024年9月時点で選択できるログイン方式は以下の通り。

  • Googleアカウント連携
  • Eメールアドレス&パスワード認証
3. 注意事項に同意する

アカウント作成時に注意事項が表示されるので、内容を確認してチェックを入れ「Create Account」を選択します。

4. ログインできていることを確認する

Hedraのトップページが表示され、画面右上の「Sign In」がアイコンに変化していればログインは正常に完了しています。

利用料金について

1日あたり合計5分の動画までは無料で生成可能ですが、より多くの動画を生成したい場合はサブスクリプション登録を検討してもよいでしょう。

登録は画面上部の「Upgrade」ボタンをクリックすることで以下のようなラインナップが表示され、そのまま登録可能です。

サブスクリプション登録により解禁される主な要素は以下の通り。

  • 一定期間における生成可能な動画時間の増加
  • 生成速度の増加
  • 動画1本あたりの最大長の増加
  • 透かしの削除
  • 商用利用可能

Hedraの使い方

リップシンク動画を生成する

画面左上の「Create」をクリックすると編集画面が表示され、音声や人物画像を入力することで動画が生成されます。

それでは順番に動画の作り方を説明していきましょう。

1. 音声・音楽を入力する

「Audio」からキャラクターに口パクさせたい音声・音楽を入力します。

入力方式は複数あり、テキストを入力して用意された声で喋らせる「Generate audio」と、あらかじめ用意している音声ファイルをアップロードして使用する「Import audio」から選択できます。なお、マイクがあれば自分の音声をその場でレコーディングすることも出来ます。

音声・音楽の入力に関する留意事項は以下の通り。

  • アップロードによる音声ファイルの長さは20秒未満が望ましい

ここでは試しに手元の音声ファイルをアップロードしてみます。

2. キャラクターを入力する

「Character」から音声を口パクさせたいキャラクターの画像をアップロードします。

入力方式は複数あり、手持ちの画像をアップロードするか、画像生成AIを使ってその場で生成するか、あるいはWebカメラが付いていれば自身の画像をキャプチャすることも出来ます。

キャラクターのアップロードに関する留意事項は以下の通り。

  • 顔がカメラを向いていること
  • そもそも顔が見えていること
  • 一人だけが写っていること
  • 画像のアスペクト比率は1:1で固定される

ここでは無難に手元の画像をアップロードしておきます。

3. 動画を生成する

「Generate Video」ボタンをクリックすると再生時間に応じたコストを消費して動画が生成されます。

なお、生成された動画はダウンロードやSNSなどでの共有が可能です。

というわけでHedraで生成したリップシンク動画…を組み込んだ動画がコチラ。

使用した感想

非常に手軽にリップシンク動画を生成することが出来るため、表現の幅が大いに広がるかと思われます。

今はまだ無料である程度の機能を使うことが出来ますが、いずれ完全有料になる可能性も無きにしも非ずなので、今のうちに触っておくと良いかもしれません。

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