Grok(グロック)

動画生成

Grok(グロック)はWebブラウザやスマホアプリなどで利用可能な文章、画像、および動画生成AIサービスです。リリース当初はSNSである「X(旧Twitter)」上で動作することでも話題を集めていました。

Xを利用しているユーザーであれば馴染み深いサービスと言えますが、Xのアカウントが無くても利用可能なので生成AIに興味があるならば利用を検討してみるのも良いでしょう。ここまで色々出来るサービスは実はそれほど多くありません。

運営組織について

Grokは2023年7月にアメリカ・カリフォルニア州に設立された「X.AI Corp.」によって運営/提供されているサービスです。

ちなみに同社はSNSサービスである「X」の運営会社である「X Corp.」の親会社であり、そのX Corp.は2022年に「Twitter, Inc.」を買収・合併して設立された企業となっています。Twitterが買収されてからの動きが早いのはイーロン・マスク氏がやり手だったということですかね?(あんまり興味ない)

アクセス&アカウント登録方法

Grokの利用にはユーザーアカウントの登録が必須です。Webサイトへのアクセス方法から順に説明していきましょう。

以降、Webブラウザ版の説明となります。

① 任意のブラウザからGrokにアクセスする

任意のWebブラウザからhttps://grok.com/にアクセスし、ページ右上の「新規登録」をクリックします。

白い

② ログイン方式を選択する

好みのログイン方式を選択します。

Xは当然ありますよね

2026年6月時点で選択可能なログイン方式は以下の通り。

  • Xアカウント連携
  • メールアドレス認証
  • Appleアカウント連携
  • Googleアカウント連携

③ ログイン確認

アカウント登録後、自分のアカウント名が画面左下に表示されていればログインは完了しています。

相変わらず白い

利用料金について

Grok自体は無料でも利用できますが利用回数や機能の制限がなかなか厳しいため、本格的に利用するならサブスクリプション(課金)を検討しても良いでしょう。

アカウントから「設定」>「サブスクリプション」>「管理」を選択すると以下の画面が表示され、そのまま登録が可能です。

私はSuperGrokに加入中です

なお、本記事作成時点(2026年6月28日)においてSuperGrokユーザーの場合は1日に480pおよび720pの動画をそれぞれ18本生成可能なようです。

Grokの使い方

チャットを行う

「新しいチャット」を選択し、画面中央のテキストボックスにテキストを入れるとそのままGrok(AI)とチャットを行うことが出来ます。

まぁ普通のチャット

チャット機能自体はChatGPTやGeminiなどといったサービスでも提供していますが、Grokの強みとしてはXとの連携機能が挙げられます。

これはどういうことかといえば、X内のアカウントやポストを直接参照したり、Xにおけるトレンドの分析が出来たりする…といったところですが、試しに私のXアカウント(https://x.com/genaisum)を確認させてみましょう。

照れるね

…と、こんな感じで分析まで出来てしまいます。すごい時代になったものですな。

画像や動画を生成する

サイドバーから「Imagine」を選択するとGrok Imagineサービスへと遷移し、そのまま画像や動画を生成することが出来ます。

Imagine: 想像する(動詞)

画像や動画は画面下部のテキストボックスに生成したい内容(プロンプト)を入力することで生成が可能です。「画像」「動画」「エージェント」から任意のモードを選択して生成してみましょう。

なお、プロンプトに用いる言語は何でも良く、究極的には「りんご」みたいな一言でも問題はありません。

以下、それぞれのモードで実際に生成した例を紹介します。

画像生成例

瑞々しいりんご

上図は「りんご」を入力して画像を生成した例です。生成された画像に対しては編集や動画化などが可能となっています。

ということで編集を試してみましょう。以下は生成された画像に対して「半分にカットされたリンゴ。中身はみかん」とプロンプトを追加した例です。

生成AIって感じがします

 

また、Grok Imagineでは複数の画像を組み合わせて一つの画像や動画を生成することも出来ます。

やり方は簡単で、プロンプト入力欄に任意の画像を添付(アップロード)したあと「@ImageXX」といった記法で対象の画像を参照させるだけです。例えば以下のように。

でかいなこのリンゴ(みかん)…

動画生成例

 

上の動画は生成した画像から「アニメーション」>「プロンプトを追加」を選択し「ナイフで半分に切られるりんご」と入力して生成された動画です。若干違和感はありますが概ね指示した通りに動画化されています。

生成した動画も画像と同様にダウンロードなどが出来るほか、プロンプトなどで追加指示を与えつつ最大30秒まで動画を延長させることも可能です。

 

また、画像生成の項目でも触れましたが複数の画像を組み合わせて一つの動画を生成することも出来ます。例えば以下のような画像をそれぞれ生成したとします。

アンドロイドとサラリーマン

生成した画像をプロンプト欄から添付し「@Image1(リーマン)の元に@Image2(アンドロイド)が書類を持ってくる」といったプロンプトを追加入力して動画を生成した結果が以下です。未来的な職場ですね。

 

エージェント使用例

画像や動画をもっと効率良く生成したい、ある程度はAIの解釈に任せたい、プロンプトを作るのが面倒、etc…と思ったらエージェントを試してみると良いでしょう。

エージェントは人が与えた作業指示の内容を解釈し、ほぼ自動で画像や動画を生成する機能です。例えば下図のように大雑把な指示を与えれば後は自動で処理を進めてくれます。

最初の2枚以外は全て自動生成

なお、エージェントが生成する画像や動画は手動で生成する場合と同様に生成回数を使用します。先述しているとおり2026年6月時点においてSuperGrokプランの場合は480p、720pそれぞれ1日あたり18回の動画生成が可能ですが、エージェントへの指示の出し方次第ではあっという間に生成上限となる可能性があるので注意しましょう。

さて…完成した動画を載せようと思いましたが、ちょっとバイオレンスな感じだったので割愛します。サーセンね。

使用した感想

よく使われる(と思われる)機能について一通り試してみましたがどれも過不足無く使える印象でした。大きな破綻も無く優秀な生成AIサービスといえます。

冒頭でも記載しましたが文章、画像、動画の全てを賄える生成AIサービスは数が少なく、Grok(Imagine)は結構多機能だったりします。

品質の高い画像や動画の生成サービスは他にもありますが、それらと比べれば費用が安くUIもわかりやすい…という圧倒的な利便性に関してGrokは強みがあると思います。

タイトルとURLをコピーしました